ディズニーランド・パリに「ワールド・オブ・フローズン」が3月29日にオープンしたと、AP通信が報じた。総額20億ユーロ(約3200億円)をかけた大規模リニューアルの目玉で、パリ郊外の田園地帯に高さ約36メートルの氷の山がそびえ立ち、頂上にはエルサの宮殿が輝く。「アナと雪の女王」の舞台アレンデールが湖のまわりに再現され、北欧の木造建築がくすんだパステルカラーで並ぶ。
このオープンは、3月18日にディズニーのCEOに就任したばかりのジョシュ・ダマロにとって、初の国際的な大舞台でもあった。ダマロCEOはテーマパーク部門で約30年のキャリアを積んできた人物で、パーク&エクスペリエンス事業は昨年のセグメント営業利益175億ドル(約2兆6000億円)のうち57%を生み出したとされる。ダマロCEOはオープニングセレモニーで、ディズニーの歴史への敬意を込めてこう述べた。
「ウォルト・ディズニー・カンパニーはひとりの男の夢から生まれ、100年以上にわたってその夢を世界と分かち合ってきました」
前日にはエマニュエル・マクロン仏大統領がダマロCEOとともにリゾートを訪問し、「ヨーロッパ最大の観光地」「成功のエコシステム」とディズニーランド・パリを称えた。今回の拡張で1000人の新規雇用が生まれるとも発表している。1992年に「ユーロ・ディズニー」として開園した当時、フランスの知識人たちはこの施設を「文化のチェルノブイリ」と酷評した。それから34年が経ち、一国の大統領がカメラの前で「国家の繁栄を支えるエンジン」と呼ぶまでになった。開園以来の累計来場者数は4億4500万人を超え、フランスの観光収入の6.1%を占めるという。
「ワールド・オブ・フローズン」のほかにも、新エリアには「塔の上のラプンツェル」のファミリーライドや380機以上のドローンを使った夜のショーが加わった。「ライオン・キング」エリアもすでに建設が進んでいる。
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ライオン・キング
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Photo by Aurore Marechal/Getty Images