究極の階級社会を描いた映画「プラットフォーム」で知られるガルデル・ガステル=ウルティア監督の最新作「RICH FLU(原題)」が、「億万長者の不都合な終末」の邦題で、6月19日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと特報が披露された。
・
【動画】「億万長者の不都合な終末」特報
「プラットフォーム」ではトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を皮切りに、シッチェス・カタロニア映画祭最優秀作品賞を含む4部門での受賞を成し遂げるなど、世界のジャンル系映画祭を席巻したガステル=ウルティア監督。本作は「プラットフォーム」製作チームとパブロ・ラライン監督が率いるオスカー常連プロダクションがタッグを組み、ビリオネア、ミリオネアといった上流階級だけが感染する謎の奇病“リッチフルエンザ”が蔓延し、“歯が白く輝いた者から死に至る”という未曾有のパンデミックに見舞われた世界を描く。
ストリーミング・プラットフォームの重役プロデューサーであるローラは家庭を顧みず、自身のキャリアにすべてを捧げてきた。華やかな映画業界での成功を目前にしたその矢先、世界では、裕福な人々を次々と死に至らしめる奇病“リッチフルエンザ”が突如発生し、資本主義に支配された現代社会は、瞬く間にカオスへと陥る。富が死を招く、その極限状態のなかで、ローラが下す究極の決断とは......。
家庭を顧みずバリキャリ志向のローラを演じるのは、ドラマ版「FARGO ファーゴ」の共演をきっかけに私生活ではユアン・マクレガーと結婚、「ジェミニマン」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY」など話題作へ出演しているメアリー・エリザベス・ウィンステッド。そんなローラに呆れ気味でありつつ、彼女と共に未曾有のパンデミックに巻き込まれていく夫・トニー役は、「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」「ジュラシック・ワールド炎の王国」など大作出演が続くレイフ・スポール。超リッチな大富豪、セバスチャン・スネイルを演じるのは「ハリー・ポッター」シリーズのピーター・ペティグリュー役で知られるティモシー・スポールが務める。
ポスタービジュアルでは、富裕層と思しき人々の中心で、主人公・ローラの困惑したような姿が映し出され、周囲には炎に包まれた紙幣が舞い落ち、不穏な光景が広がっている。そこに添えられるのは「資本主義社会、終了のお知らせ。」という現代社会を生きる私たちにとって強烈に突き刺さる一文。さらに、上下逆さまに配置された高層オフィスビル群が、世界の秩序の崩壊と階級逆転を鮮烈に印象づける衝撃的なビジュアルだ。
特報では、未曾有のパンデミックによってパニックに陥る人々の様子と、混沌と化していく世界が映し出されている。歯を白く輝かせながら笑みを浮かべる謎の男たち──。「あんたもリッチ?」という問いに困惑しながら、自身の口元を確認するローラ。世界の行く末とローラの運命から目が離せないスリリングな内容となっている。
「億万長者の不都合な終末」は、6月19日から新宿ピカデリーほか全国公開。
【作品情報】
・
億万長者の不都合な終末
【関連記事】
・
階層に分かれた閉鎖空間、食事は上層階からきた残飯だけ…ルールだらけの極限生活描く「プラットフォーム」21年1月公開
・
鋭利なねじ回しまで…異物を飲みこむ女性を描いた、“閲覧注意”の「Swallow」予告編
・
画びょうにガラス玉…異物を飲んで快楽を得る主人公ヘイリー・ベネット主演「Swallow」21年1月1日公開
(C)2023 RICH FLU A.I.E, NOSTROMO PICTURES S.L., BASQUE FILMS SERVICES S.L.,MAMMA TEAM SONDER ENTERTAINMENT S.L.