『ハイキュー‼』×SVリーグコラボ連載vol.2(29)
ヴォレアス北海道中道優斗後編
(前編:中道優斗の道標は、春高バレーのスターだった兄「自分よりSVリーガーになるべき人でした」>>)
現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?
(c)古舘春一/集英社選手写真/SVリーグ
<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>
Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?
【オポジット】
宮治(稲荷崎高校)
【アウトサイドヒッター】
星海光来(鴎台高校)、岩泉一(青葉城西高校)
【ミドルブロッカー】
黒尾鉄朗(音駒高校)、天童覚(白鳥沢学園高校)
【セッター】
及川徹(青葉城西高校)
【リベロ】
西谷夕(烏野高校)
「僕が監督としてチームを作るなら、こちらからは何も言いたくないので、勝手に楽しくやってくれそうな選手たちを集めました。だから、オポは宮治で。なんでもできる選手の象徴ですね。サイドの星海、岩泉もそう。岩泉のキャプテンシーもほしかったですね。ミドルも、なんでもできる黒尾を入れました。天童は好き勝手にやってくれそうです(笑)。
セッターは及川。宮侑と迷ったんですけど、及川のほうが『決めてくれ』という思いが伝わるトスのような気がするので。あと、個人的に穏やかなタイプのセッターが好きだから(笑)。『センスは磨くもの』っていうのも名言ですよね。センスっていう言葉は、僕の家族のなかでも重要です。リベロは西谷。にぎやかで楽しく、自由なバレーが好きそうな7人を選びました」
Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?
「音駒の猫又育史監督の『ボールを落としたほうが負けるんだ』という言葉は、その通りだなと思いました。いくら相手のスパイクがよくても、拾い続ければ負けない。守備型のサイドをやるようになって、より響くようになりました」
Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?
インターハイ予選の烏野高校vs青葉城西高校
「僕自身は勝った喜びよりも、負けた悔しさのほうが記憶に残っているので、負けた烏野のみんなが泣きながら飯を食うシーンはグッときますね。日本一にならないかぎり、全チームが一回は負けるわけじゃないですか。その点は、2位も最下位も一緒。烏野があそこで崩れ落ちる姿がリアルだったんですよ」
【プロフィール】
中道優斗(なかみち・まなと)
所属:ヴォレアス北海道
2002年10月2日生まれ、東京都出身。183cm・アウトサイドヒッター。小学1年時に、兄が入っていたクラブチームでバレーを始めた。東亜学園高校では春高バレーに出場するなど、全国大会でも活躍。東海大学では4年時に主将を務め、全日本インカレに出場した。2025年、ヴォレアス北海道に入団した。
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