アカデミー賞授賞式が2029年から、長年の会場だったハリウッドのドルビー・シアターを離れ、ダウンタウンの大型エンターテインメント複合施設L.A.ライブにあるピーコック・シアターに移ることが決まったと、米バラエティが報じている。契約期間は2039年までの10年間。ピーコック・シアターは2008年からプライムタイム・エミー賞の会場として使われてきた劇場だ。
初年度の2029年は第101回の節目の式典となり、放送局がABCからYouTubeに移行するタイミングとも重なる。ドルビー・シアターは2002年から授賞式の会場を務めてきたが、コロナ禍の2021年にユニオン・ステーションで開催された例外を除き、四半世紀以上にわたってアカデミー賞の顔だった。
今回の移転は、映画芸術科学アカデミーと、L.A.ライブを所有・運営するAEGとの提携の一環として実現した。AEGはステージ、音響・照明設備、ロビー、舞台裏の施設など会場の大規模改修を行い、アカデミー賞に合わせた設計を施す。最近拡張されたL.A.ライブのプラザがレッドカーペットの会場となる予定だ。
アカデミーのビル・クレイマーCEOとリネット・ハウエル・テイラー会長は共同声明で期待を語っている。
「AEGのような世界的な大手企業と提携できることを非常にうれしく思います。第101回アカデミー賞以降、L.A.ライブを映画の世界的な祭典にふさわしい舞台にするべく、緊密に協力していきます」
AEGのトッド・ゴールドスタイン最高収益責任者も意気込みを示している。
「L.A.ライブは文化を形作る瞬間のために建てられた施設だ。アカデミー賞以上の世界的な舞台はない」
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