のん「忘れないことが大切」震災から15年、東北への思い語る

「東北ユースオーケストラ演奏会2026」東京公演の朗読パートを担当

のん「忘れないことが大切」震災から15年、東北への思い語る

3月27日(金) 13:00

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故・坂本龍一さんが音楽監督を務める「東北ユースオーケストラ演奏会2026」東京公演が3月26日、東京・サントリーホール大ホールで行われ、朗読パートを担当した俳優・のんが公演終了後、報道陣の取材に応じた。

のんは、昨年まで同東京公演で朗読者を務めていた吉永小百合からの指名を受け、吉永が選んだ4編の詩、ヘルマン・ヘッセ「白い雲」(訳・高橋健二)、和合亮一「風に」、パレスチナ・ガザ地区の作家、詩人で、2023年イスラエルの空爆により死去したリファト・アルアライール「わたしが死ななければならないのなら(原題:If I must die)」(訳・松下新土+増渕愛子)、安里有生「へいわってすてきだね」を朗読した。

「オーケストラのみなさんの演奏にすごく気持ちがこもっていて、本当にかっこいいなと思いました。これまでは吉永さんの朗読を見る側としてこのホールに来ていたので、皆さんの演奏の中で朗読するのは毎回特別な気分になります。オーケストラの皆さんのパワーや輝きがすごくて、自分もエネルギーをもらって元気になります」と述べ、「吉永さんの平和への強い願いが込められた朗読や、その息遣いをイメージしながらステージに立ちました。実際のステージでは、東北ユースオーケストラの皆さんの演奏をじっくり聴き、その音楽と混ざり合うように、生の呼吸で言葉を置いていくイメージで読みました」と振り返る。

震災から15年という節目の年について「監督である坂本龍一さんも生前におっしゃっていたように、震災を風化させず、これからも繋いでいくことがすごく大事だと思っています。私たちは生きている限り自然と向き合っていかなければなりません。亡くなられた方や残された方々の気持ちを伝え、忘れないことが大切」と力を込める。

国民的人気を博した2013年放送のNHK朝ドラ「あまちゃん」で主演し、東北とのゆかりが深いのん。「私はドラマで大変お世話になったので、東北に行くと皆さんが親戚のように暖かく迎えてくださって、本当に“第二の故郷”のように思っています。東北からパワーをもらっていますし、皆さんと一緒に一歩一歩歩んでいくような気持ちでいつも活動しています」と東北へのメッセージを伝える。

生前の坂本さんとの思い出を「坂本監督はすごく力強くて、元気づけてくださいました。ニューヨークでお仕事をした際、合間に連絡を取ってお茶をしたことがありますが、その時もすごく応援してくださり力になりました」と振り返り、「坂本さんの音楽の魅力は、聴いているとすごく静かな場所にいるような気持ちになれるところです。坂本さんは水を大切にされていましたが、水音や日々の暮らしの中で聞こえてくる繊細な音が音楽に落とし込まれていると感じます。何でもない生活の中の音に対して敏感になれるような、生活の音が流れ込んでくる感覚がすごく美しいなと思います」と語った。

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