角川映画50周年を記念し、角川映画に関連した映画祭、音楽コンサートを実施する「角川映画50周年プロジェクト」が5月1日よりスタートする。
1976年(昭和51年)11月13日、「犬神家の一族」の公開で日本中を席巻する華やかなスタートを切った角川映画。「読んでから見るか、見てから読むか」のキャッチコピーのもと、昭和~平成~令和の50年間、映画と書籍の両輪を中心にメディアミックスを続け、時代の“熱狂”をスクリーンに叩きつけてきた。時代を代表するスターとクリエイターたちが起こした化学反応は、観客の“熱狂”により、さらに輝きを増している。
第一弾として開催される「角川映画祭」は、5月1日より角川シネマ有楽町ほかで順次上映。角川映画50年の歩みの中から、実写・アニメ映画珠玉の40作品を一挙上映する。7月4日より大阪シネ・ヌーヴォでも40作品の上映が決定した。
大きな注目ポイントは、上映作品40作品のうち、4K版初披露となる「セーラー服と機関銃」「時をかける少女(1983)」「失楽園」「Wの悲劇」「野性の証明」「麻雀放浪記」ほか10作品を含む名作・傑作19作品が4K修復版で上映。また、1970年代~90年代に公開された角川映画に加え、50年代~76年代の市川崑監督作品も含まれている。角川シネマ有楽町では、角川映画の魅力を若い方にも知ってもらうため、大学生は1100円(要学生証提示)となる学生応援割を実施する。
あわせて、“キュート”で“ゴージャス”な4K予告編が完成し、「セーラー服と機関銃」「時をかける少女(1983)」などの4K場面写真も公開。「メイン・テーマ」でデビューし、「キャバレー(1986)」「天と地と」など多くの角川映画に出演した俳優の野村宏伸が、角川映画50周年を祝う“お祭り”である本映画祭の予告編のナレーションを務めた。角川映画の名シーンの数々や、誰もが知っている角川映画の名曲たちが登場する予告編を、ダンディで温かみのある野村のナレーションが美しく彩る。野村からメッセージも寄せられた。
【野村宏伸】コメント
角川映画50周年を迎えて感慨深いです。記念すべき映画祭のナレーションをやらせていただけたのは本当に光栄です。僕の初主演映画「キャバレー」も角川映画10周年の記念作品でした。監督が気合が入っていて、厳しく演技指導いただきました。
この映画祭には角川映画の50年の歴史がいっぱい詰まっていますね。僕も子供の頃から映画館で角川映画を観て育ちました。その角川映画のオーディションに受かってデビューし、俳優を40年以上続けられていることが奇跡だと思っています。
僕たち世代、それより上の世代の方々にとって、角川映画は“青春”だと思うんです。角川映画は、原作や音楽ともミックスされて、おしゃれで、今の日本映画の先駆けとなっていましたよね。ぜひ映画館に足を運んで、懐かしんで観たり、また時代によって見方も変わると思うので、新しい発見をしていただけたらいいですね。
なお、第二弾として開催される「角川映画音楽祭」が、8月9日にBunkamuraオーチャードホールで開催されることが決定した。豪華アーティストの生演奏による一夜限りの音楽祭となる。
【作品情報】
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時をかける少女(1983)
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