ライアン・ゴズリング主演のSF超大作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が3月20日より公開中。このほど、劇中でゴズリング演じるグレースの相棒となる異星人ロッキーを作り上げた秘密が明かされた。
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本作は、映画「オデッセイ」の原作者アンディ・ウィアーによる世界的大ベストセラー小説が原作。滅亡の危機が迫る地球の運命を託された中学の科学教師グレース(ゴズリング)が、宇宙の果てでたった一人彷徨っていた生命体ロッキーと出会い、共に命をかけて互いの故郷の星を救う“イチかバチか”のミッションを描いた感動のSF超大作。「スパイダーマン スパイダーバース」シリーズの製作・脚本などで知られるフィル・ロード&クリストファー・ミラーが監督を務めた。
小さな異星人のロッキーが、宇宙の果てで偶然出会った中学教師のグレースと“科学”を駆使して心を通わせ、信頼しあって命がけのミッションに勇敢に挑んでいく姿に、SNS上では「ロッキーは宇宙でいちばんかわいい生命体」「ロッキーの素朴な優しさというか、いいひとらしさが窺えるシーンが大好き」「ロッキーに動きと声がつくとより愛らしくて、グレースとのやりとりも微笑ましい〜」「ロッキーがかわいい!好きすぎる、最後の方はおんおん泣いてしまった」など、世界中でロッキーの人気が高まっている。
制作陣は、顔と口がなく腕兼足が5本あるという異星人ならではのビジュアルをしているのに世界中の観客がロッキーに感情移入してしまう秘密は「日本伝統の人形劇“文楽”を参考にロッキーの生き生きした動きを作り上げたから」だと明かしている。
監督たちは、見どころとなる2人の友情を描く上で、地球上の生物からは想像もできない見た目をしたロッキーの感情や好奇心旺盛で勇敢な性格を観客にどう伝えるかが最も重要だと考えていたが、そのヒントになったのが日本の伝統的な人形劇“文楽”だったという。文楽とは、人形一体を3人の人形遣いが息を合わせて操る人形劇で、小さな動きひとつで生身の人間以上に心の機微を表現するという特徴がある。
ロッキーのパペットを操作したパペティアのジェームズ・オルティスは「文楽は複数の人形遣いが一体の人形を操るユニークな人形劇で、棒のみで人形を動かすんです。とてもシンプルな作りで動かしやすいので、どんなシーンでも気持ちにあわせて柔軟に動かすことができると考えました」と、制作過程を振り返る。文楽を参考に5人がかりで動かすパペットで表現されたロッキーは、グレースの宇宙船を訪ねてきて「やあ!」と言わんばかりに腕をあげたり、グレースの冗談に体をフルフルと揺らして笑ったりと、コミカルで愛らしい表情を見せる。原作者のウィアーも「ロッキーの身振り手振りだけで、悲しそうだったり、嬉しそうだったり、感情が伝わるんです。制作チームはロッキーの描写を見事な出来に仕上げたので、私は大満足です!」と太鼓判を押しており、ミラー監督も「みんなロッキーを好きになると思います」と自信を見せている。
また、ロッキーの生き生きとした動きはもちろん、姿かたち、言葉も常識も違うからこそ起こるグレースとユーモアあふれるやり取りで終始観客を楽しませるが、同時に、胸にグッとくる感動のドラマを盛り上げるのはグレース役のライアンの演技だ。普通の中学教師なのに片道切符で宇宙の果てに送り込まれてしまった絶望や孤独を抱えながらも、ロッキーと出会いやがて命がけのミッションに臨む“勇敢なヒーロー”になっていく姿を熱演した。ミラー監督は「ライアンの演技は観客を笑わせるし、泣かせもします。一言もセリフを発していない時でさえ、観客はグレースの気持ちを肌で感じることができるんです。この映画で彼が見せてくれるような幅広い表現力は、そう簡単には身につかないですよね」と大絶賛している。
そうして作り上げられたグレースとロッキーの“絆の物語”は世界中の人々の心をつかみ、全米映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家スコア95%/観客スコア96%(※3月23日時点)という驚異の高評価を獲得。日本では公開初日の興行収入・動員数が2026年洋画No.1となる大ヒットスタートを切り、全世界興収は2026年公開の映画でNo.1のオープニング記録を達成するなど、大ヒットとなっている。
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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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