【漫画】本編を読む
モノモース(@mono_moosu)さんは、SNSでシンプルかつシュールな4コマ漫画を投稿している。なかでも、新幹線の座席リクライニングを巡るやり取りを描いた作品は、20万いいねを集める大きな反響を呼んだ。座席を倒す際のマナー論争を、予想外の展開で「優しい世界」へと昇華させた本作の舞台裏について、モノモースさんに話を聞いた。
■規格外の座席リクライニング術
「座席を倒してもいいですか?」という問いかけに対し、「どうぞ」と快諾された前の人が取った行動は、リクライニングを限界まで倒して真っすぐな状態にするという予想外のものだった。それに対し、後部座席の人も負けじと斜め上の反応を返す。「互いに俺の知ってるLvを超えてきたな」と称賛される、嫌な態度を全く取らない2人の姿は、多くの読者に驚きとおもしろさを与えた。
モノモースさんは、もともと漫画を描くのが好きだったが、時間の制約があるなかで続けられる形式として4コマを選んだという。最初にバズった「心を動かす言葉」という作品を通じ、アイデア次第で読者に楽しんでもらえると確信したことが、現在のモチベーションにつながっている。
■読み手を第一に考える創作の裏側
SNSでの閲覧時間は一瞬であるため、モノモースさんはなるべくシンプルでわかりやすいものを描くよう心がけている。セリフを少なくし、絵だけで見せる工夫を凝らす一方で、倫理的な配慮も欠かさない。悪気のないネタでも誰かを傷つけてしまわないよう、地道な調べものを徹底し、その過程で新しいアイデアが見つかることもよくあるという。
デザイン業や建築業の経験を活かし、前職での苦労をネタに変えることもあるモノモースさん。現在はタウンワークマガジンで労働あるあるを描いた「はたらく4コマ」も連載中だ。SNSごとの特色を分析しながら、どのような漫画が伸びるのかを日々模索し続ける姿勢が、多くのファンを惹きつける作品を生み出している。
取材協力:モノモース(@mono_moosu)
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