ケビン・スペイシー、性的暴行の民事訴訟で和解

ケビン・スペイシー、性的暴行の民事訴訟で和解

3月23日(月) 12:00

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アカデミー賞俳優ケビン・スペイシーが、性的暴行を訴えていた男性3人と和解に合意したと、米デッドラインが報じている。ロンドンで今年後半に予定されていた民事裁判は、この和解により凍結された。和解金額などの詳細は明らかにされていない。スペイシーは一貫して疑惑を否定しているが、長期化する裁判を避ける形で決着を選んだとみられる。

原告のひとりで、匿名の権利を放棄して名前を公表しているルアリ・キャノンは、2週間前にロンドンの劇場オールド・ビックとも別件で和解している。スペイシーは同劇場の芸術監督を務めていた時期があり、キャノンはパーティの場でスペイシーに体を触られたと主張していた。キャノンは2024年にチャンネル4とHBOが制作したドキュメンタリー「スペイシー・アンマスクト(原題)」にも出演している。残り2人の原告は匿名のままだ。

2023年にロンドンで行われた刑事裁判では、2001年から2013年の間に4人の男性に対して行ったとされる性的暴行など9つの罪で起訴されたが、すべて無罪となった。英BBCによると、この刑事裁判の告発者のうち2人が、あらためて高等法院に民事訴訟を起こしていたという。

「アメリカン・ビューティー」(1999)と「ユージュアル・サスペクツ」(95)でアカデミー賞を2度受賞し、Netflixの政治ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でも主演を務めたスペイシーは、17年の#MeToo運動のなかで複数の性的暴行疑惑が浮上し、ハリウッドの第一線から姿を消した。「ハウス・オブ・カード」からは降板させられ、リドリー・スコット監督の「ゲティ家の身代金」(2017)では公開直前に全シーンを撮り直してクリストファー・プラマーに差し替えられるなど、業界から事実上追放された。

23年の刑事裁判で無罪となって以降、スペイシーはキャリアの再建を徐々に試みている。単発の映画出演や映画祭への参加を続ける一方、昨年末にはキプロスでラウンジ歌手として働きながらホテルやAirbnbを転々とする生活を送っていると明かし、「文字通り自分の家がない」と語っていた。自身の境遇を、マッカーシズムによるハリウッド・ブラックリストで干された往年の俳優たちになぞらえている。

なお、俳優アンソニー・ラップが「14歳のときにスペイシーからわいせつ行為を受けた」として米国で起こした民事訴訟では、スペイシーの責任は認められていない。

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Photo by Michael Buckner/Variety via Getty Images
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