【写真】木村拓哉、映画「教場 Requiem」初日舞台あいさつに登場
今から30年前に放送された、木村拓哉と山口智子主演ドラマ「ロングバケーション」(1996年、フジテレビ系)は、木村の連続ドラマ初主演作でもあり大ヒットした。音楽教室講師の仕事で生計を立てるピアニスト・瀬名(木村)と、結婚式当日に花婿に逃げられた落ち目のモデル・南(山口)の恋を描くラブストーリーで、竹野内豊、松たか子、広末涼子ら、豪華出演者も目を引く不動の人気作だ。現在、FOD・TVerの無料公開で見ることができる。瀬名の恋心が露わになる回であり、親の言いなりでピアノを習う音楽教室の教え子・貴子(広末)に向けた瀬名のセリフが良かった第3話を紹介しよう。 (以下、ネタバレが含まれます)
■瀬名がピアノの教え子・貴子にダメ出しをして怒らせる
「ロングバケーション」は主題歌の久保田利伸 with ナオミ・キャンベル「LA・LA・LA LOVE SONG」も大ヒットし、主人公がピアノを弾く青年だったこともあり、音楽についての描写も目立つロマンチックな作品である。
第3話で新人モデル・いづみ(建みさと)を委された南は、基礎訓練をめぐってケンカになる。瀬名は次の課題曲に移りたがる貴子にダメ出しを言って、怒らせてしまう。その夜、弟・真二(竹野)の勤めているクラブへ出かけた南はベロベロに酔って帰る。一方、忘れものを取りにきた貴子は、シャ乱QのCDを持っていたことを瀬名に知られて恥ずかしがる。瀬名は、教育熱心な親が貴子の気持ちなどを考えずにレベルの高い習い事をさせていることが気がかりだった。
■“ロンバケ”名シーンのひとつ「足の指ってさ…」
翌日、南はいづみの担当をはずされたことを告げられる。瀬名もうまくいかないことが続き、涼子(松)からコンクールの申し込み書を渡されるが、その気がないと断ってしまう。
落ち込む南は、ペディキュアをしながら「足の人差し指って、触ると中指に感じない?」と話して、瀬名と意見が一致してうれしくなる。南は先日困らせたお詫びに涼子と瀬名を真二のクラブに招待するが、真二と涼子の気が合い、瀬名と真二の彼女・るう(りょう)を傷つけることになってしまう。瀬名は、涼子が真二に見せるうれしそうな顔が自分に向けるものとは異なることを敏感に感じ取ってしまったのだ。
■瀬名が若きピアニスト・貴子に「僕たちは表現者なんだよ」と話す
第3話は、一途な恋心が少しずつしぼんでいく様子が切なく描かれていた。メインキャストの並びではないため「ロンバケに広末涼子出てたっけ?」という感想を抱く人もいるかもしれないが、貴子役の“ヒロスエ”が放つ若く凛とした輝きは視聴者に強く印象づけた。
親の引いたレールで生きる貴子にとって、音楽教室で出会った瀬名は、次に優秀な講師に教えてもらうまでの「繋ぎ」とハッキリ告げていたが、忘れ物を取りに行った帰り、夜道で自転車を二人乗りしながら瀬名から「音楽って音を楽しむって書くでしょ、ショパンだろうがシャ乱Qだろうが貴子ちゃんが好きだなーと思ったものを楽しめばいい」というアドバイスをもらい、信頼を寄せるようになる。留学が決まり、翌日に日本を発たなければいけない夜にも貴子は瀬名を訪ねた。「僕たちは譜面を写し取る機会じゃなくて表現者なんだよ」という瀬名からもらった言葉を胸に、貴子は大きく羽ばたいていくのだった。
貴子は、瀬名に小さな恋心があったのかもしれないと思うような描かれ方も切なさが残った。FOD・TVerでは3月23日(月)まで「ロングバケーション」第1~3話とクライマックスまでを無料公開中だ。
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