「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督の最新作「ハムネット」。本作で第98回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジェシー・バックリーと、第83回ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが撮影を語ったインタビューと熱気あふれる撮影現場を映した特別映像が公開された。
舞台は16世紀イギリスの小さな村。森を愛し、薬草の知識に優れ、不思議な力を宿した妻アグネス・シェイクスピアと、劇作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そしてその3人の子どもたちが描かれる。ロンドンへ単身で出稼ぐ夫を尊重し、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき⼀家に大きな不幸が降りかかる――。
原作は2020年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞し、世界から喝采を浴びたマギー・オファーレル著の同名「ハムネット」。アグネス・シェイクスピアを演じるのは、「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のバックリー、ウィリアム・シェイクスピアを演じるのは「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」のメスカル、その他、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンなど実力派たちが脇を固める。
インタビューでふたりは役者の化学反応について語る。「僕とジェシーの相性がこの作品の主軸にある」と明かす、メスカル。そして「互いを知り、理解を深めていくことで、その喜びは10倍になった」と、バックリーと日々共演を重ねる中で関係性が深まっていったことを振り返り、作品づくりにおけるパートナーシップの重要性を強調する。
一方、バックリーも、撮影初日から特別な感覚を抱いていたという。「初日から、これは特別なものになると感じていた。私たちが一緒なら、一世一代の作品にできると」「ポールは優しく繊細で、すごいエネルギーを持っている俳優」「2人の間には常にスパークが飛び交い、演じる必要すらなかった」「自分の殻を完全に破り、心を委ね合うことができた」とコメント、互いへの信頼関係が自然体の演技へとつながったことを告⽩した。
最後にメスカルも「想像以上に深いところまで行けた本物の夫婦のように波長がピッタリだった」「こんな経験は初めてだよ」本作が俳優人生においても特別な化学反応を起こした驚きを語り、互いへの敬意と信頼を⼟台に築かれた2人の関係性が、本作の圧
倒的なリアリティと感情の深みを生み出していることを強く印象づける内容となっている。
そのほか、談笑しながら演技指導するクロエ・ジャオ監督の姿や撮影の合間、食卓で陽気に踊るシェイクスピア一家の様子など愛情と熱気にあふれた現場の姿が垣間⾒える映像となっている。映画は4月10日公開。
【作品情報】
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ハムネット
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