3月17日(火) 4:10
株式会社ハピリィが小学5年生から中学1年生の子どもがいる保護者を対象に実施した「小学校の卒業記念・袴に関するアンケート」によると、卒業式ではかまの着用を認めている学校は57.6%と半数以上にのぼっています。その中で、はかまを着用する予定と回答した人は38.9%で、約4割にのぼることが分かりました。
一方で、着用しないと回答した保護者も36.8%存在しており、はかまの着用が完全に主流というわけではないのが現状です。
はかまが選ばれる理由としては、子ども自身が「着たい」と希望するケースのほか、保護者が「今のうちに着せておきたい」と考えることもあるようです。
また、式典当日は制服やスーツなどを選び、写真撮影や前撮りの際にはかまを着用するケースも見受けられます。これらの結果から、はかまを選ぶ家庭は一定数存在するものの、全員が着用するわけではなく、卒業式の服装は多様化しているといえるでしょう。
小学校ではかまを着用する児童が増える一方で、高価な服装について課題を指摘する声も上がっています。例えば、名古屋市会では、小学校の卒業式における服装の経済的負担が指摘されました。
実際、はかまレンタルの相場は、店舗によって異なりますが、2万円から5万円程度といわれています。衣装代以外にも、着付け代やヘアセット代などの追加費用が発生するケースもあり、家計への影響は無視できません。また、学校現場でも安全面や心理面での懸念として以下のような意見があります。
・着崩れやトイレなどの扱いが難しく、転倒や体調不良などのリスク
・衣装の価格差が、子ども同士の心理的な格差につながる可能性がある
小学校によっては、はかまの着用を控えるよう呼びかけたりするなど、地域や学校ごとに対応が異なり、はかまが必ずしも一般的とは限らない可能性があります。学校のルールを確認することが重要です。
「はかまに5万円もかけられない」という悩みは、多くの保護者に共通する感覚といえます。株式会社キャサリンコテージの「卒園・卒入学の子供服実態調査」によると、卒園や卒入学の子ども服選びで保護者が重視するポイントは以下の通りです。
・色や柄:51.8%
・価格:47.6%
・サイズ:44.4%
・ブランド:12.4%
・小物:3.4%
このように半数近い保護者が「価格」を重視しており、その理由として「そのときしか着ないためお金をかけたくない」という回答が34.9%で最多となりました。
「一度しかない行事なので特別にしたかった」という意見も28.6%あり、費用と特別感のバランスで選ぶ家庭が多いことがうかがえます。卒業式の服装は家庭ごとに重視する点が異なり、必ずしも高価な衣装を用意することが一般的とは限らないようです。
小学校の卒業式ではかまを着用する家庭は、約4割と一定数存在しますが、決して全員が高価な衣装を選んでいるわけではありません。周囲が豪華な衣装を着ると聞くと焦ってしまうかもしれませんが、大切なのはお子さんの門出を祝う気持ちです。
親子で希望や費用感を話し合いながら、無理のない範囲で納得できる一着を選ぶことがポイントといえるでしょう。
株式会社ハピリィ 小学校の卒業記念・袴に関するアンケート(PR TIMES)
名古屋市役所 市会情報 市会だより第158号 個人質疑・議案外質問から
株式会社キャサリンコテージ 卒園・卒入学の子供服実態調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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