自由と平和を求め、トップレスで抗議実在のウクライナ女性革命家に着想を得た「OXANA 裸の革命家・オクサナ」予告編

ウクライナの女性革命家オクサナ・シャチコの物語

自由と平和を求め、トップレスで抗議実在のウクライナ女性革命家に着想を得た「OXANA 裸の革命家・オクサナ」予告編

3月17日(火) 15:00

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フェミニスト活動団体「FEMEN」を創設し、情熱と芸術を武器に、自由と平和を求め世界へ抗ったオクサナ・シャチコの壮絶な人生に着想を得て生まれた映画「OXANA 裸の革命家・オクサナ」の予告編、ポスタービジュアルが公開された。

アーティストであり活動家、そしてトップレスによる抗議で知られるフェミニスト活動団体「FEMEN」の共同創設者オクサナ・シャチコ。本作は、社会不安と政治的緊張を内包するウクライナに生まれ、乳房をあらわにした上半身にメッセージを記し、花冠を頭にまとった強烈なスタイルで抗議活動を続け、わずか31年という短い生涯を闘いに捧げたひとりの革命家の人生に着想を得た“実話”に基づく物語となっている。

2002年、ウクライナ西部フメリニツキー。オクサナはアルコール依存症の父とそれを献身的に支える母と暮らし、イコン画を描いて家計を支えていたが、教会からの不当な扱いや男尊女卑が根深い社会の理不尽に耐えきれず、家を飛び出す。2008年、街頭討論で出会った仲間たちとともにフェミニスト活動団体「FEMEN」を結成。医療過誤による女性患者の死への抗議を皮切りに活動を拡大させる。

2009年、首都キーウでセックスツーリズム撲滅を訴える中、オクサナは注目を集めるため上半身を脱ぎ、身体を「戦闘服」として使う表現にたどり着く。やがて活動は国境を越え、2011年にはベラルーシ・ミンスクでアレクサンドル・ルカシェンコ政権に抗議し拘束と拷問を受け、モスクワではウラジーミル・プーチンへの抗議で重傷を負う。FEMENへの監視と弾圧が激化するなか、オクサナは政治難民としてパリへ逃れる決断を迫られていく……。

メガホンをとったのは、フランスの新鋭シャルレーヌ・ファビエ。権力による身体的・精神的支配、あるいは女性が家父長制社会において被りうるトラウマ的経験、芸術と個人的信念の交差性など、共通するテーマが作品を貫く。

主人公オクサナを演じたのは、本作が初主演映画となったウクライナ出身のアルビーナ・コルジ。ロシアによるウクライナ侵攻のなか、Zoomでのオーディションを通して見事抜擢された。停電やミサイル警報でオーディションが中断されることもある困難な状況のなかでも、ファビエ監督はウクライナ俳優の起用にこだわり、映画に一層の真実味を与え、説得力をもたらした。

公開された予告は、女性たちが「ウクライナは売春宿ではない」と声を上げる衝撃的な抗議シーンから始まる。2008年、社会不安と政治的緊張が渦巻くウクライナでは、女性への暴力が黙認され、宗教は権威の象徴として機能し、若者たちの未来は閉ざされつつあった。芸術を愛し、自由を求めるオクサナは、“私たちの胸は武器、使命は革命”という信念のもと、仲間たちと共に活動団体FEMENを立ち上げる。裸の胸にメッセージを記し、花冠を戴いた象徴的な姿は、ポピュリズムが台頭し、民主主義が揺らぎ、女性の権利がいまだ脅かされる現代においても、強烈な問いを世界へ突きつける。ナレーションは声優として「スター・ウォーズ」続三部作で、主人公レイ役の吹替えなどを務める永宝千晶が担当している。

「OXANA 裸の革命家・オクサナ」は、5月22日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開。

【作品情報】
OXANA 裸の革命家・オクサナ

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