【写真】夜の部はキラキラした花柄のゴールドの衣装で登場した松本伊代
松本伊代が3月15日、東京・BLUES ALLEY JAPANで「Iyo Matsumoto “Adagio” due」と題したカバーライブを開催した。
■2025年3月の初カバーライブに続く第2弾を開催
1981年に「センチメンタル・ジャーニー」でデビューし、2026年はデビュー45周年イヤーを迎えた松本。そんな節目の年の幕開けとなる今回のライブは、2025年3月の初カバーライブに続く第2弾。船山基紀が音楽監督を務め、演奏はギタリストの増崎孝司とキーボード奏者の安部潤の2人によるシンプルな構成で、ライブタイトルの“Adagio”の「緩やかに」という意味のとおり、ゆったりとした雰囲気の中で行われた。
今回のライブは、1部(昼公演)と2部(夜公演)の2公演。18時30分、増崎と安部がステージに登場し、続いて松本もステージに登り、夜公演が始まった。昼公演は黒い衣装だったが、夜公演はガラリと雰囲気を変えて、花柄のキラキラとした光沢のある衣装で登場した。
オープニング曲は「雨の恋人」。ニール・セダカの楽曲で、伊東ゆかりの日本語カバーで知られる楽曲を、ボサノバ調のアレンジで披露。そして、西田佐知子の楽曲で松本が2021年に配信リリースした「くれないホテル」をしっとりと歌い上げた。
■「今年45周年ということで『45年前、どんな曲が好きだったかな?』って」
2曲を歌ったところで「皆さん、こんばんは」とあいさつ。「WBC(ワールドベースボールクラシック)で忙しい中、お集まりいただいて、私に時間をくださり本当にありがとうございます。残念な結果になってしまいましたけど、暗い気持ちにならず、皆さんと明るく過ごしたいと思いますので最後までよろしくお願いします」と、WBCの侍ジャパンの試合結果にも触れつつ、ファンに呼びかけた。
そして「今回のライブは、あるテーマをもって選曲しました。今年45周年ということで『45年前、どんな曲が好きだったかな?』って考えたりして、デビュー前に好きだった曲、デビュー当時に好きだった曲を選んでみました」とテーマと選曲理由を明かし、「三田寛子ちゃんも歌っていた村下孝蔵さんの曲を今日は私が歌わせていただこうかなと思っています」と伝えて、「初恋」を歌唱した。
竹内まりやの「SEPTEMBER」はカバーライブ第1弾でも披露した楽曲。「スタッフの方々が『これ、伊代ちゃんの歌みたいだね』って言ってくださるのでまた選んでみました(笑)。大好きな曲です」と話し、「デビューする半年くらい前から課題曲として歌っていた曲です」と楽曲への思い入れも明かした。
■1stアルバム『センチメンタルI・Y・O』収録の「風のソネット」を披露
ここで1曲、カバーではなく松本のオリジナル楽曲を披露した。それは1stアルバム『センチメンタルI・Y・O』に収録されている、この日の音楽監督である船山がアレンジを手掛けた「風のソネット」。「ちょっと前から『歌いたいな』って思ってたんですけど、なかなかチャンスがなくて。今日、挑戦してみようと思いました」とレア曲を聞かせた。
後半は、稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」から。シティポップを代表する楽曲の一つとして今なお人気の高い曲を洗練されたアレンジの演奏に乗せて艶っぽい歌声で披露。そして、石野真子の「春ラ!ラ!ラ!」では雰囲気が一転、明るく軽やかな歌声を響かせた。「真子さんはデビュー前から好きでした。一度舞台でご一緒させていただいたことがあるんですけど、すごく嬉しくてドキドキして緊張しました(笑)。おっとりしてる感じに見えますけどサバサバしてるところもあって、最近はお会いできてないんですけど、憧れの女性です」と、石野、松本、榊原郁恵、早見優が出演した2011年の舞台「ミュージカル ヒロイン~女たちよ タフであれ!~」で共演した時の印象も語った。
■10月に45周年イヤーを記念した単独ライブの開催決定を発表
「デビュー当時、大好きだったのは松田聖子さん。楽屋が一緒になった時、『伊代ちゃん、一緒にお蕎麦食べる?』って言ってくださったのが忘れられなくて。『はい、食べます!』って言って楽屋で一緒にお蕎麦を食べた思い出があります。すごい緊張しちゃって、それだけしか覚えてないんです(笑)」と思い出エピソードを伝えて、「去年、聖子さんのライブを見に行って、『やっぱりこの曲は素敵だな』って思って」と言って「赤いスイートピー」を伸びやかな声で歌唱した。
続けて、吉田美奈子の「夢で逢えたら」、ラストは槇原敬之の「どんなときも。」をファンと一緒に歌って、大盛り上がりで本編が終了。
アンコールの声に応えて、ステージに再登場した松本は「まだ歌ってない曲がありますよね?今日はいつもと違ったアレンジでお送りしたいと思います」と、デビュー曲の「センチメンタル・ジャーニー」をロッカバラードバージョンで披露した。
歌い終わった後、「重大発表があります」と言って、10月12日(月・祝)にデビュー45周年イヤーを記念した単独コンサートの開催が決定したことを発表。「今日のように集まってくださったら嬉しいです。たくさん見に来てください」と呼びかけて、ライブが終幕した。
■「Iyo Matsumoto “Adagio” due」
◇3月15日(日)夜6:30開演◇東京・BLUES ALLEY JAPAN
<セットリスト>
M01:雨の恋人
M02:くれないホテル
M03:初恋
M04:SEPTEMBER
M05:風のソネット
M06:ドラマティック・レイン
M07:春ラ!ラ!ラ!
M08:赤いスイートピー
M09:夢で逢えたら
M10:どんなときも。
〜アンコール〜
EN1:センチメンタル・ジャーニー(ロッカバラードver.)
◆取材・文=田中隆信
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