宮﨑駿監督の「魔女の宅急便」(1989)が4Kリマスター版としてIMAX限定で全米リバイバル公開され、週末興収で全米7位にランクインしたと、米デッドラインが報じている。249スクリーンという小規模公開ながら、興収は167万ドル(約2億5000万円)を記録した。
配給を手がけたのは、北米でスタジオジブリ作品の劇場配給を担うGKids。2006年にエリック・ベックマンがニューヨークで設立した独立系配給会社で、2024年に東宝が買収し完全子会社化した。アカデミー賞長編アニメーション部門では過去13回のノミネート実績を持ち、2024年には宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」で同賞を受賞している。近年はアニメにとどまらず、日本映画の実写作品として歴代興収1位を記録した「国宝」の北米配給も手がけるなど、東宝の海外戦略の要として存在感を増している。
GKidsはIMAXおよびスタジオジブリとの提携のもと、ジブリ作品の4Kリマスター版リバイバルを継続的に展開しており、昨春の「もののけ姫」に続く第2弾が今回の「魔女の宅急便」だ。今後は4月21日に「耳をすませば」(1995)の1日限定上映、5月19日に「借りぐらしのアリエッティ」(2010)が予定されている。
36年前の作品がIMAXの大スクリーンで新たな観客を集めている事実は、ジブリ作品が世代を超えて愛され続けていることの証であり、東宝がGKidsを通じて北米市場を開拓する戦略が着実に実を結びつつあることを示している。
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