色の捉え方は地域や国、言語圏によってさまざま。同じ色を表す外国語が見つからないということは少なくない。日本独自の色を味わう意味はそこにあるのかもしれない。東京の
港区立みなと科学館
では、春の企画展「いろ あはれなり ―ふれる、ひろがる、日本の色―」を3月17日 (火) ~6月7日 (日)まで開催する。
私たちの生活を彩り、日常のさまざまな場面で重要な役割を果たしている「色」。古来、日本人は四季の移ろいや自然、暮らしのなかから、独自の色彩を見いだしてきた。伝統色の名前やその由来からは、わずかな違いを丁寧に見つめてきた先人のまなざしが伝わってくる。その繊細な色の感覚は、日本人の心に根ざす「もののあはれ」の精神とも深く結びつく。
企画展では、色が単なる装飾にとどまらず、豊かな四季のある日本の自然や暮らし、文化に深く関わってきたことを紹介し、科学的な視点で色を理解することでより豊かで鮮やかな色の魅力を伝える。
会期中は、伝統的な手法による十二単(ひとえ)の着付け実演(6月7日(1)13時~14時 (2)15時30分~16時30分)のほか、子どもから大人まで楽しみながら「色」の奥深い魅力にふれることができるイベントを多数実施する。会期中の休館日は4月13日 (月)、14日 (火)、5月11日 (月)、12日 (火)。入場無料。
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