「外食より冷食」派が急増⁉止まらない物価高で、子育て世代の食卓に変化あり

「外食より冷食」派が急増⁉/Graphs / PIXTA(ピクスタ)

「外食より冷食」派が急増⁉止まらない物価高で、子育て世代の食卓に変化あり

3月12日(木) 12:00

「外食より冷食」派が急増⁉
【グラフで見る】止まらない物価高で、子育て世代の食卓に変化あり

食品や日用品から、光熱費、家賃に至るまで、あらゆる商品やサービスの価格高騰が止まりません。家計簿を見るにつけては、その出費の多さにため息が出てしまいますよね。特に成長期のお子さんを持つ子育て世代にとって、食品の値上げは悩ましいところ。そこでレタスクラブWEBでは、この物価高をどう乗り切っているのか、子育て世代の買い物事情を調査しました。
(2026/1/9~2026/1/15実施:回答者のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の114人の回答を抽出)
■家族での外食は控える傾向に。自炊にシフトして大幅コストカット

2026定点観測グラフ-01


まずは、買い物の頻度を質問したところ、もっとも多かった答えは「週3~4回(40.4%)」でした。前年の調査では、「週1~2回」が過半数越えでトップでしたが、今回は36.0%と15ポイントも下がりランクダウン。1位と2位の逆転現象が見られました。

■買い物の回数は週にどのくらいですか?
・週1回未満…3.5%
・週1~2回…36.0%
・週3~4回…40.4%
・週5~6回…7.0%
・毎日…13.2%
推察されるのが、外食頻度の低下です。「家族での外食の頻度は週にどのくらいですか?」との質問には、「週1回以上」と答えた人の割合が、合計してもわずか15.8%。前年の35.9%より大幅ダウンする結果となっています。外食費も高騰している今、家族での外食は手痛い出費。外食を減らすことで、大きな節約効果を狙っていると考えられます。

2026定点観測グラフ-02


■家族での外食の頻度は週にどのくらいですか?
・外食しない…14.0%
・月1回程度…32.5%
・月に数回…37.7%
・週1~2回…13.2%
・週3~4回…2.6%
・週5~6回…0.0%
・毎日…0.0%
■調理頻度は1日3~4回。自炊で家計も健康も叶える!

2026定点観測グラフ-03


外食が減ったぶん、増えているのが自炊。1日の調理回数を聞いたところ、「1日3回(2025年18.6%→2026年26.3%)」と「1日4回以上(2025年14.5%→2026年18.4%)」と回答した人は、前年より増えています。いっぽうで「1日1回(2025年17.2%→2026年13.2%)」と「1日2回(2025年48.3%→2026年40.4%)」と回答した人は、前年より減少する結果に。忙しい子育て世代ですが、1日3食に加えて、お弁当づくりや週末のつくり置きなど、家計のため外食費を削り、自炊にシフトしているようです。

■1日に何回調理しますか?
・全くしない…1.8%
・1回…13.2%
・2回…40.4%
・3回…26.3%
・4回以上…18.4%

2026定点観測グラフ-04


調理回数が増えたことで、当然ながらひと月あたりの食費(外食を含まず)は増加傾向に。「30,000円以内(18.4%)」に抑えられている人は、前回に比べ9.8ポイントもダウン。いっぽう「30,001~50,000円(44.7%)」と答えた人は8.1ポイント上昇し、約半数を占める結果となりました。食品の高騰や外食の減少により、普段の食費は上がってはいますが、外食を含めたトータルな出費として、上手く調整していると考えられます。

■あなたのご家庭のひと月あたりの食費はいくらくだいですか?外食は含まず、お惣菜は含めてお答えください
・20,000円未満…3.5%
・20,001~30,000円…14.9%
・30,001~50,000円…44.7%
・50,001~80,000円…21.1%
・80,001~100,000円…5.3%
・100,001円以上…2.6%
・把握していない…7.9%
■「栄養」や「家族の好み」を重視した献立を作成

2026定点観測グラフ-05


家族のため、家計のため、日々キッチンに立つ子育て世代に、「食事作りで一番大切にしていること」についても聞いてみました。

■食事作りで一番大切にしていることは何ですか?
・栄養…47.4%
・家族の好み…33.3%
・品数…7.9%
・調理時間…5.3%
・コスト…5.3%
・見栄え…0.9%

多かった答えは「栄養(47.4%)」と「家族の好み(33.3%)」。品数やコスト、調理時間などよりも、家族の健康や好みを重視していることがわかります。食べ盛り、育ち盛りの子どもたちには、やはり栄養バランスよく食べてもらいたいもの。美味しく栄養を摂れるように、家族が喜ぶ献立を模索している様子がうかがえる結果となりました。
■手軽&低コストが子育て世代に刺さった!冷凍食品の人気が急増

2026定点観測グラフ-06


物価高でお財布のひもを締めることが多い中、逆に消費が増えたものはあるのでしょうか?「この1年間で消費が増えたもの」について聞いたところ、トップは「冷凍食品(34.2%)」。昨年に引き続き増加傾向が見られました。確かに、最近のスーパーでは、冷食コーナーがどんどん拡大している実感がありますよね。

野菜の高騰で冷凍野菜の需要が増えるなど、物価高の影響があるのも確かですが、最近の冷食人気の背景には冷食そのものの進化も。チンするだけのワンプレートメニューなどは、栄養バランスもよくて、調理時間が取れないときに重宝している人も多いようでした。また、一昔前の冷食とは異なり、味も格段に進化。本格ラーメンやフレンチなど、家で作るには手間がかかるようなメニューを、冷食で楽しむという楽しみ方も可能になりました。ちゃんとおいしくて便利なものを、上手く使いこなしている人が多いのかもしれません。

***

今回のアンケートで、先の見えない物価高の中、子育て世代の節約意識が高まっていることがわかりました。外食を減らして日々キッチンに立ち続けるなど、大変なことも増えましたが、手軽でおいしい冷食などを活用しつつ、家族で楽しく食卓を囲んでいる様子が垣間見える結果となりました。

文=酒詰明子



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