◆横浜・元町の創業100年超え老舗名店巡り。長く街に愛される名店を3店ご紹介。贈り物や横浜みやげにもぴったり
老舗の名店が立ち並ぶ元町商店街。今回は、その中でも100年以上営業し唯一無二の存在感を持つ3つのお店をご紹介します。元町でしか入手できない商品も!
ラムボール411円、サバリン594円
“本場の味”を作り続けて100年。ラムボールは横浜みやげの大本命
ヨーロッパ航路の料理人だった創業者が、現地から持ち帰った洋菓子レシピを使って1924年に開いた洋菓子店喜久家洋菓子舗 。山手の外国人居留地に暮らす外国人たちは、その味に魅了され「ふるさとのお菓子を作ってほしい」とレシピを持参、次々とお菓子のレパートリーが増えていったという。そんな数あるレシピの中でも人気なのがラムボールとサバリン(サバラン)。ラム酒に1カ月漬け込んだレーズンやナッツとスポンジ生地と混ぜ、2~3日寝かせて、上からチョコをかけたラムボールも、ブリオッシュ生地にリキュールをたっぷり含ませたサバリンも、どちらも格調高い、そしてどこか懐かしい大人の味。親子代々の常連も多く「みんな“推し”のお菓子があって、買うお菓子が最初から決まっているお客さんが多いです」と、店長の杉崎順子さん。いろいろなお菓子を試して自分だけの“推し”を見つけてみよう。
スポットデータ|喜久家洋菓子舗 元町本店・元町・中華街駅/ 洋菓子
TEL.045-641-0545
住所/神奈川県横浜市中区元町2-86
営業時間/10:15?19:00
定休日/不定
価格例/ショートケーキ540円、ババロア562円、モンブラン594円、モカロール508円
アクセス/元町・中華街駅より徒歩6分
シーズンタオルハンカチ1,650円?は、毎月新デザインが発表される数量限定アイテム
唯一無二の届け方で大注目の老舗レース店。繊細な技術に惚れ惚れ
テーブルウェアからトートバッグ、ポーチなどのファッション雑貨まで、レースにまつわるアイテムを幅広く扱う1901年創業のレース専門店近沢レース店 。同店はもともと絹の輸出業者として創業し、元町でリネンストアに転身、さまざまな商品を扱ってきた。「これからも時代に合わせたレースの世界を提案していきたい」と話すのは執行役員の近澤柳さん。現在のいちばん人気はシーズンタオルハンカチ1,650円?。従来は花柄や伝統的な意匠が中心だったレースに、ビールやおむすび、将棋のコマなど、思わず二度見してしまうデザインがあしらわれている。優雅で美しく、そしておもしろくてかわいいシーズンタオルハンカチは、新作が発表されるたびにSNSで盛り上がりを見せている。本店限定発売のタオルハンカチやトートバッグなどもあり横浜みやげにも大人気。老舗でありつつ“攻め”のアイテムをチェックしてみて。
スポットデータ|近沢レース店 元町本店・元町・中華街駅/レース
TEL.045-641-3222
住所/神奈川県横浜市中区元町3-119
営業時間/10:30?18:00
定休日/なし
価格例/シーズンタオルハンカチ1,650円?
アクセス/元町・中華街駅より徒歩5分
焼きたてのパンが並ぶ
100年以上続くレシピで作る食パンを召し上がれ
ウチキパンの創業はなんと1888年。現在5代目となる打木豊さんは、日々惣菜パンや季節限定のパンを含めて70種余りのパンを作り続けている。その中でも、イングランド470円はイーストが手に入れにくかった開業時から変わらぬ製法を守り続けている看板商品。ビールの原材料として知られるホップを使い、4日間かけて作った発酵種を用いた食パンは、外はカリッと、中はふわっとした毎日食べても飽きない味わい。今日まで、イングランドはハマっ子のソウルフードのひとつとして愛され続けている。「元町は古い店も新しい店も仲がよく、横のつながりが強い。パン屋は勤務時間が長いのですが、地域の友人たちもがんばっていると思うとこちらもがんばれます」と打木さん。やさしく温かい元町の雰囲気は、元町でお店を営む人たちが、長い時間をかけてゆるやかに育んでいったたまものなのかもしれない。
スポットデータ|ウチキパン・元町・中華街駅/ パン
TEL.045-641-1161
住所/神奈川県横浜市中区元町1-50
営業時間/9:00?19:00
定休日/月(祝の場合翌休)
価格例/イングランド470円
アクセス/元町・中華街駅よりすぐ
◆
【関連記事】
・
王道ロマンチックディナーに可愛いアフタヌーンティー。クリスマスシーズンにいきたいレストランを大特集
・
友近さんが「まさにゼリー」と絶賛!
・
根津・都心の隠れ家台湾茶専門店でのんびり