私は50代のサトコです。息子3人は全員が20代の社会人になり、それぞれ自分の選んだ場所で生活をしています。そんなある日、離れて暮らす長男のユウイチが珍しく実家にやってきました。そして「結婚を考えている人がいる」「相手の苗字を名乗る」と言いだしたのです。夫は祝福してすぐに受け入れたようですが、私にとってはショックな話でした。だって……苗字が変わってしまったら、私の大事な息子じゃなくなるような気がするんです。
ユウイチと夫がそろって席を外したので、私はチャンスとばかりにツムギさんに詰め寄りました。しかしツムギさんは顔色ひとつ変えず、堂々と言い返してきました。なんて失礼なのでしょう。私はツムギさんに対し、怒りをあらわにしました。
何を言ってもハッキリと返してくるツムギさん。腹立たしくてたまりません。さらに怒鳴りつけようとしたところ、ユウイチがリビングへ戻ってきました。するとユウイチは、ツムギさんをかばうように私の前に立ちふさがったのです。
私が何を言っても、ツムギさんは毅然とした態度を崩しません。
頭に血がのぼり、さらに怒鳴りつけようとしたところでユウイチが戻ってきてしまいました。
するとユウイチは私を睨みつけ、なんとツムギさんをかばったのです。
「ツムギが無理やり苗字を変えさせるわけじゃない。これは俺が決めたことでもあるんだ」
私はそんなユウイチの攻撃的な目にたじろいでしまいました。
最愛の息子が、母親である自分よりも結婚相手を選んだ……。
そのことを痛感した瞬間でした。そして私はそれ以上、何も言えなくなってしまったのでした。
原案・ママスタ脚本・motte作画・金のヒヨコ編集・井伊テレ子
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