”企業・団体の結束力No.1を決める、歌って競える瞬間エンタメ”を掲げる「サウンドロゴカラオケAWARD」の決勝ステージが2月18日、東京・J-SQUARE SHINAGAWAで開催された。主催は「JOYSOUND」を展開する株式会社エクシング。企業の顔ともいえるサウンドロゴをカラオケで披露し、その想いと団結力を競う前代未聞のコンテストだ。
サウンドロゴとは、ブランドの好感度を高め、企業や商品・サービスを強く印象づける短いメロディーやフレーズのこと。「は・か・た・の・しお!」「セーガー!」「くらしあんしんクラシアン」など、誰もが一度は耳にしたことがある名フレーズも多い。今大会には全20社・団体(1社辞退)が出場。自社の”数秒”に込めた誇りを、パフォーマンスと生歌で表現した。
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審査基準は「結束力」「想いの伝達力」「心に残る歌唱」の三項目。さらに、事前にJOYSOUNDで実施された”応援ステージ”の歌唱回数上位10作品に5点、決勝で全国平均点を超えた場合に10点が加算された。
審査員を務めたのは、エクシング専務取締役の安井正博、CM音楽を数多く手掛ける株式会社愛印代表の山田勝也、お笑い芸人でミュージシャンのはなわ、シンガーソングライターの川嶋あい。さらに山根あんと塚尾桜雅がキッズ審査員として参加した。
開会の挨拶で安井は「どんな審査になるのか、ドキドキワクワクが止まりません」と宣言。自らハッピ姿でサウンドロゴを披露したが、まさかの「採点できませんでした」の表示に会場は爆笑。「僕の失敗で緊張がほぐれたはず」と笑いに変え、和やかな空気のまま戦いの幕が開いた。
トップバッターは大阪・堺から出場のセルビスグループ。漫才さながらの掛け合いで場を温め、勢いそのままに全国平均を突破する好スタートを切った。保研オフィスは社長と入社2年目の娘による親子コンビで登場し、97.579点という大会最高得点を記録。会場にどよめきが広がった。
テクニケーションはトラック広告でおなじみのフレーズを披露し、観客も自然と体を揺らす。社名変更直後のAssIst Pathは旧社名「T-3」のロゴを歌うことになり戸惑いながらも、堂々としたパフォーマンスを見せた。
”応援ステージ”1位の伯方塩業は「は・か・た・の・しお!」を力強く響かせたが、得点は伸び悩む結果に。わずか数秒だからこそ難しい——サウンドロゴカラオケの奥深さを象徴する場面だった。
着ぐるみ応援も会場を沸かせた。亀田製菓には「ハッピーターン」のターン王子が駆けつけ、関西テレビ放送のステージにはハチエモンが登場。キャラクターと社員が一体となった演出に、客席の熱も一段と高まった。
セガは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のソニックとともに登場。「セーガー!」の二音でまさかの出とちりが起きるハプニングもあったが、はなわは「二音でズレるのは逆にすごい」と笑顔でフォロー。会場は終始笑いに包まれた。
後半戦で圧倒的な存在感を示したのがTOPPANホールディングスだ。ハチマキ姿で揃えた気迫のパフォーマンスに続き、女性2人が放つ「TOPPAN サウンドロゴ(TOPPA!!!TOPPAN)」が見事に決まる。「サウンドロゴとは覚悟です」と言い切った言葉通りの完成度で、審査員の心をつかんだ。
長谷工グループは軽快なリズムで元気を届け、さわ研究所は講師が想いを込めて歌唱。クラシアンは「一音一音に魂が入っています」と力強く語り、川嶋あいも「会社のカラーが伝わる」と絶賛した。
表彰式は各審査員賞の発表からスタート。山田勝也賞に選ばれたのは「SOHLA(宇宙開発協同組合)」。山田は「さまざまなサウンドロゴを拝聴しましたが、なかでも一番分析しきれなかったのがこの作品です。言葉の意味がすぐには掴めず、何度も聴き返したくなる魅力がある点が素晴らしいと思います」と高く評価した。
はなわ賞は「セルビスグループ」が受賞した。はなわは「トップバッターとして大会を盛り上げてくれましたし、漫才のような二人の掛け合いが印象的なプレゼンでした。ちなみに、うちの弟(ナイツ・塙宣之)が漫才協会の会長を務めているので、ぜひ一度会ってほしいですね」とジョークを交えてコメントした。
川嶋あい賞は「クラシアン」が受賞した。川嶋は「小林亜星さんのメロディーを、非常に美しく、しっかりとした歌声で歌い上げていました。生で聴いた時、本当にすごいと感じ、サウンドロゴの力を強く実感しました」と、楽曲としてのポテンシャルを高く評価した。
さらに”クラシアンカラー”の衣装で登場したことをアピールしながら、「トイレのトラブルがあれば、これからもぜひお電話させてください」と冗談を交わし、会場を笑わせていた。
テアトルアカデミー賞を獲得した「亀田製菓」は、ターン王子の応援が決め手となったようだ。山根は「とても感情が伝わるサウンドロゴで、入念な準備をされていたのがよく分かりました。ターン王子も来てくれて、会場の盛り上がりも最高潮でした」とコメント。
塚尾も「お菓子が大好きで、特に亀田製菓さんは信頼しています。控え室のお弁当の横にハッピーターンがあったので、ついポケットに入れてしまいました。ハッピーターンもターン王子も見られて嬉しかったです」と笑顔で語った。
安井正博賞は「関西テレビ放送」が受賞。安井氏は「ステージに立った皆さんのキャラクターが本当に印象的でした。特にアナウンサーで歌手も務める田中友梨奈さんの歌声は素晴らしく、井上真一さんの独特な動きも強く印象に残りました。さらに、ハチエモンの柔らかい唇に触れたくなるほどで、これが最後の決め手になりました」とコメントした。
その後、安井は「ぜひどうぞ」と薦められ、ハチエモンの唇を存分に堪能。「ぷにぷにです」と笑顔で感想を述べていた。
各審査員賞の発表を経て、いよいよ大賞へ。初代王者に輝いたのはTOPPANホールディングス。応援ステージ3位からの大逆転劇だった。賞状とトロフィーに加え、サウンドロゴの楽曲化や完成楽曲のカラオケ全国配信などの特典が授与された。
「まさか本当に突破できるとは」と語った宣伝部長の佐藤圭一。驚きと喜びが入り混じる表情が、この大会の熱量を物語っていた。
山田は総評で「音は正直。会社のカラーがすべて含まれている」と語った。企業の覚悟も、誇りも、想いも、すべては数秒に凝縮される——。サウンドロゴは単なるフレーズではない。企業の魂そのものだと証明した一夜だった。
決勝ステージの模様はYouTubeで公開中。熱戦の余韻を、ぜひその目と耳で確かめてほしい。
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