企業の社員が参加し、自社のサウンドロゴ(CMなどで流れる企業名や商品名、スローガンを印象づける短い楽曲)をカラオケで披露するJOYSOUND主催「サウンドロゴカラオケAWARD」が2月18日に開催された。全20社・団体の中から、栄えある初代王者に輝いたのは、TOPPANホールディングスの「TOPPAN サウンドロゴ(TOPPA!!!TOPPAN)」だ。
今回は、本大会で審査員を務めたシンガーソングライターの川嶋あいとはなわに、イベントを終えての率直な感想と、アーティスト目線で見たサウンドロゴの面白さや魅力について話を聞いた。
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川嶋あい「数秒に凝縮された情熱が響いた」
――サウンドロゴをカラオケで歌うという企画を最初に聞いたときの印象は?
川嶋正直、どんな内容になるのか全く想像がつきませんでした(笑)。でもだからこそ想像力をかき立てられて、当日までずっとワクワクしていました。きっと瞬発力が問われるイベントになるだろうなと。そのエネルギーがどう生まれ、どう伝わってくるのか楽しみでしたね。
――審査ではどんな点を意識しましたか?
川嶋どの企業からも、自社への愛情や情熱がひしひしと伝わってきましたし、それぞれの個性やカラーも本当に豊かでした。正直、甲乙つけがたくて、最後まで手探り状態でしたね。
ただ、やはり”カラオケ”であることは大きなポイントでした。これまでで最も短いカラオケですから。その短い時間の中で何を表現し、どう響かせるのか。そこをしっかり感じ取ろうと思いながら聴いていました。
――生歌で聴くサウンドロゴの印象は?
川嶋生だからこそ、歌詞やメロディーの秀逸さがより際立っていました。それぞれの会社が大切にしている理念や想いが、数秒間にぎゅっと凝縮されている。プレゼンテーションにも熱がこもっていて、会場全体が一体感に包まれていました。私自身も、たくさんのエネルギーを受け取ったように感じています。
――大賞に選ばれた「TOPPAN サウンドロゴ(TOPPA!!!TOPPAN)」の決め手は?
川嶋”TOPPA!!!(突破)”というワードとフレーズの力強さがとても印象的でした。女性二人のユニゾンもタイミング、リズムともに完璧で、普段CMで耳にしているとき以上に心を掴まれました。一瞬で世界が変わるような感覚があって、迷わず満点を付けました。
――音楽として見たサウンドロゴの魅力とは?
川嶋秒速で自己紹介をするような音楽ですよね。企業の想いを名刺代わりに届けるわけですから、本当に難しい表現だと思います。でも今回の20社のサウンドロゴは、どれも言葉の力や音の輝きが際立っていました。会社として一歩踏み出すためのエネルギーを象徴する存在、それがサウンドロゴなのではないでしょうか。
――もしご自身が制作するとしたら?
川嶋まだ経験はありませんが、きっと難しい作業になると思います。5分の曲なら構成で工夫できますが、数秒のサウンドロゴは最初から”キャッチー”でなければならない。そこからどう構成するかを考えることになりますよね。でも、だからこそ挑戦してみたいジャンルでもあります。
――JOYSOUNDで歌える点については?
川嶋私なら「伯方の塩」に挑戦したいですね(笑)。サウンドロゴは一発芸のように楽しめるところも魅力ですし、カラオケが苦手な方でも気軽に参加できる。ぜひ多くの方に熱唱してほしいです。
――最初に話を聞いたときの率直な感想は?
はなわ「どういうこと?」って思いました(笑)。サウンドロゴって2~3秒で終わるものもありますよね。それをカラオケとして成立させられるのか、採点は機能するのか、全国でどれくらい歌われているのか……疑問だらけでした。
でも、実際に参加してみたら本当に面白くて。これまで審査員を務めたコンテストの中でも、史上一、二を争うほど楽しかったです。
――この大会ならではの魅力は?
はなわサウンドロゴを通して、社員の皆さんが自社への誇りや愛情を全力で表現しているところですね。団結して一つのものを作り上げる姿に、ちょっと感動しました。令和の時代に忘れがちな”会社への愛情”を思い出させてもらった気がします。
――生歌唱ならではの難しさも?
はなわありますよ。サウンドロゴはインパクト重視で作られているものが多い。数秒のフレーズを紐解き、自分の歌として表現するのは意外と難しいんです。簡単そうに見えて点数が伸びないケースもあって、「こんなに難しいんだ」と感じた方も多かったと思います。
――大賞の決め手は?
はなわやっぱりキャッチーさとパフォーマンス力ですね。三人のバランスも良く、練習量が伝わってきました。最終的には上位曲の中から審査員全員で話し合い、多数決の形で決まりました。
――サウンドロゴの魅力を改めて感じましたか?
はなわエンタメの本質が詰まっていると感じました。僕自身サウンドロゴ制作の経験がありますが、”らしさ”だけでなく、あえて意外性に振り切るのも面白い。審査しながら「また作りたいな」と思いました。
――JOYSOUNDで歌える点については?
はなわ子どもの頃から耳にしてきた名サウンドロゴをカラオケで歌えるのは面白いですよね。いっそAメロ・Bメロ・サビを作って一曲にするのもアリかも。相談してくれたら僕が作りますよ(笑)。
――次回開催への期待は?
はなわこの大会から、国民的な名曲サウンドロゴが生まれる可能性は十分あると思います。第2回、第3回と続いてほしいですし、また審査員として参加できたらうれしいですね。
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