私はリンカ。仕事を辞めてきた夫トシハルがいつまでも寝ていることに嫌気がさし、友人のナツコをファミレスに呼び出しました。案の定、開口一番「また辞めたの?」と聞かれてしまいました。私は恥ずかしながら……とわが家の現状を話すことに。貯金もないのにひどくなるばかりのトシハルの浪費癖。おかげで生活はカツカツ。話を聞いたナツコは「離婚も考えたほうがいい」と言いましたが、モモとセイヤはパパが大好き。あんな人でも、世界にたったひとりの父親なんです。子どもたちから父親を奪う権利なんて、私にあるのでしょうか。
しばらく沈黙が続いたあと、ナツコがゆっくりと口を開きました。「トシハルさんが子どもたちを大切にしてる様子、リンカはいちばん近くで見てきたんだもんね。この尊い時間を奪っていいのかって迷う気持ちもよくわかるよ」ナツコは私に寄り添うように話します。
私はナツコの言葉にハッとしました。ナツコはなおも続けます。そして、今朝も遅くまで寝ていたトシハルの姿を思い出しました。
「仕事がないなら朝から家事も育児もできるはずだよね?」ナツコの言葉は的を射ていて、私は何も言えなくなってしまいました。
ナツコは「遊んでくれるだけが父親じゃない」と言いました。
「子どものために責任を持つことも父親の務めだ」とも……。
ナツコの言う通り、貯金もないのに浪費ばかりするトシハルは、果たして立派な父親なのでしょうか?
家にいるなら家事育児を主体的にやるべきなのに、トシハルはそれすらしようとせずゴロゴロするばかり。
ナツコの言葉は的を射ています。
ひょっとしたら私は、子どもたちを言い訳に離婚を避けていたのかもしれません。
ひとりでもう少し深く考えてみることにします。
原案・ママスタ脚本・motte作画・んぎまむ編集・石井弥沙
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