「40代女性メインで探しているのに…」43歳男性の婚活がうまくいかないワケ。「最終的に選ばれない人」が勘違いしていること

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「40代女性メインで探しているのに…」43歳男性の婚活がうまくいかないワケ。「最終的に選ばれない人」が勘違いしていること

3月3日(火) 15:52

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こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

何回かデートできても女性からフェードアウトされる

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

今回の相談者は、結婚願望があるのになかなか結婚できないと悩む鈴木さん(仮名・男性・43歳)。

年収は約600万円。身長は170cmで中肉中背。顔はイケメンというわけではないものの温和な笑顔が印象的。鈴木さんの条件は決して悪くないので、いいご縁があってもよさそうなものですが……。

「長年付き合った彼女と別れたのが3年前で、それからアプリ(マッチングアプリ)を中心に婚活中。20代や30代といった歳の離れた若い女性と付き合えるなんて思っていないので、同世代の40代女性をメインに探しています。

ありがたいことにマッチングしてメッセージのやりとりが盛り上がって、デートまでいけることはそこそこあるんです。

ただ、何回かデートできても、だんだん女性側から連絡が来なくなってフェードアウトというのがよくあるパターンで……。なにが原因なんでしょうか?」(鈴木さん)

“やさしい男はモテる”説の解釈を間違えている?

筆者は問題点を洗い出すために、鈴木さんにいろいろとヒアリングしていったところ、彼が「やさしい人」「良い人」と評されるようなタイプであることが見えてきました。

「自分で言うのもおこがましいですが、女性と接するときは『やさしい』と思ってもらえるように意識して気を配っています。でも一般論で言うと“やさしい男はモテる”ものじゃないんですか?なのに、なんで…?」(鈴木さん)

筆者は鈴木さんのこの発言で、ぼんやりと見えていた彼の抱える問題点の輪郭が、はっきりと浮き彫りになったと感じました。

鈴木さんがおっしゃるとおり、「やさしい」というのはモテる要素の1つではあります。

ただ、彼の婚活がなかなかうまくいかない原因は、まさにその“やさしい男はモテる”という説の解釈を間違えてしまっていることにあると確信したのです。

「やさしさ」の種類がいくつもあることを知らない

鈴木さんのヒアリングからわかったことは、女性との会話は基本的に聞き役になること、そして女性の話に共感すること・否定しないこと、また女性の要望はできるだけ叶えてあげること――そういった部分に配慮していることがわかりました。

たしかにそのように接すれば、「やさしい人」「良い人」という印象を持ってもらえるでしょう。

しかし、おそらく鈴木さんは「やさしさ」の本質がわかっていないのです。

まず「やさしさ」にはいくつかの種類があります。鈴木さんの言動は「やさしさ」の一種ではありますが、それを実践しただけでは本当の意味で女性が惹かれる「やさしい人」にはまだなれません。

たとえば、相手の女性が間違った考えを持っている場合は、それをきちんと指摘して否定してあげることも「やさしさ」の一種。女性が間違っている場合でなくとも、あえてその女性とは違う意見を伝えて、多様な価値観を示してあげるのも「やさしさ」の一種です。

また、聞き役に徹するだけでなく、ときには積極的に自分の話をして会話をリードすることも「やさしさ」の一種。女性の要望を聞き入れるだけではなく、ときには女性が思いつかないようなエスコートをして、想定外の楽しさを与えてあげることも「やさしさ」の一種です。

「良い人」→「どうでもいい人」と思われた可能性

このように「やさしさ」の種類は多く、そのときどきで目の前の女性に合うベストな「やさしさ」を“発動”できると、“やさしい男はモテる”状態になれるでしょう。

本当に“やさしい男はモテる”を目指すなら、TPOに合わせて適切に「やさしさ」の種類を使い分けるべきなのですが、鈴木さんはそもそも「やさしさ」にいくつも種類があることを知らず、バカの一つ覚えで1種類だけをゴリ押ししていた状態でした。

しかも、鈴木さんの「やさしさ」は王道と言えば王道ですが、裏を返せば誰もが知っているもっとも“手前”にあるイージーな種類なので、競合する男性たちとの差別化をつけづらいもの。

王道ゆえにその1種類だけでも「やさしい人」「良い人」という印象を抱いてもらえますが、デート相手の女性からすると不満はないが満足もなく、恋愛に必要な驚きも刺激もないのでしょう。

鈴木さんのために率直に苦言を呈するなら、「つまらない人」や「退屈な人」と思われてしまった可能性は否めません。

“自分の意志がないYESマン”のようにネガティブなイメージも抱かれ、女性たちからは「良い人」→「どうでもいい人」と思われてしまっていたのかもしれません。

恋愛・結婚はその相手女性のなかの1位を目指すレース

また、恋愛・結婚はその相手女性にとっての1位を目指すレースであるという、至極当然なことを鈴木さんはわかっていなかったのかもしれません。

鈴木さんの女性への態度は、減点対象となる言動ではないので嫌われることはありません。ですが“嫌われないこと”と“好かれること”は違います。

もちろん鈴木さんの「やさしさ」が加点対象となる場合もありますが、それだけでは飛び抜けて好かれることは難しいので、恋愛・結婚レースで2位か3位にはなれたとしても、なかなか1位にはなれません。

鈴木さんのスタイルは、恋愛・結婚レースでビリになることはないのでしょうが、トップでその女性の心を射止めることも難しいのです。

「なるほど、“恋愛・結婚は1位を目指すレース”という感覚が僕には欠けていたのかもしれません。嫌われたわけではないけど、特段好かれたわけでもないので、何回かデートしているうちに女性に見切られて、フェードアウトされていたってことですよね(苦笑)」(鈴木さん)

“やさしい男はモテる”ものですが、本当の意味で「やさしい人」になるのはそう簡単なことではありません。今回の相談を機に、鈴木さんの婚活が好転していくよう応援しています。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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