3月1日(日) 2:20
あるアンケート調査では、姪や甥以外の親戚の子どもへの高校入学祝いに贈った金額で最も多かったのは「5000円~1万円未満」、次に多かったのは「1万円~3万円未満」という結果です。
姪や甥の場合は「1万円~3万円未満」が最も多くなっているため、贈る相手との関係性によって金額を考える人もいるでしょう。
また、別のアンケート調査でも姪や甥へ贈った高校入学祝いの金額で最も多かったのは「5000円~1万円未満」、次いで「1万円~3万円未満」となっています。
今回の事例では「1万円ほど包もうと思っている」ということなので、一般的な金額と考えてよいでしょう。
「親戚の子ども」の中でも関係性が近いと考えられる姪や甥には高めの金額を贈り、姪や甥以外の親戚の子どもには少し金額を下げて贈る場合もあるようです。
入学する高校が私立の場合は、公立より出費がかさむと予想されるため、お祝いの金額を上げる人もいるかもしれません。
文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、全日制の公立高校の学校教育費は35万1523円なのに対し、私立高校は83万2650円となっています。入学金や授業料、そのほかの費用内訳は表1の通りです。
表1
| 項目 | 公立高校 | 私立高校 |
|---|---|---|
| 入学金 | 1万8027円 | 8万290円 |
| 授業料 | 4万5272円 | 27万9170円 |
| 修学旅行費等 | 3万6500円 | 6万2778円 |
| 学校納付金等 | 3万5630円 | 12万7346円 |
| 図書・学用品・実習材料費等 | 6万2284円 | 7万3312円 |
| 教科外活動費 | 4万9499円 | 6万3440円 |
| 通学関係費 | 9万7634円 | 13万6790円 |
| その他 | 6677円 | 9524円 |
出典:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」を基に筆者作成
特に、入学金と授業料の差が大きいため、入学直後の家計の負担は公立か私立かで大幅に変わってくるでしょう。そのことを考えると、私立高校に入学する場合はお祝いの金額を少し高くしてもよいかもしれません。
入学祝いを贈る際には、ご祝儀袋に包みましょう。入学祝いのご祝儀袋は、紅白の蝶結びの水引を選びます。
表書きには筆または筆ペンで「御入学祝」という言葉と贈り主の名前を記入し、中袋の表面には包んだ金額を記入しましょう。裏面には贈り主の住所と名前を記入してください。
包むお金は新札やピン札を用意したいので、ない場合は銀行や郵便局で両替してもらいましょう。渡すタイミングは、進路が確定してからが基本です。遅くても入学式の1週間前までに贈ることをおすすめします。
親戚の子どもへの高校入学祝いの相場は「姪や甥以外の場合は5000円~1万円」、「姪や甥の場合は1万円~3万円」というように、関係性によって変わってくる場合もあるようです。
今回の「1万円」は相場の範囲内であると考えられるため、妥当な金額といえるでしょう。
入学祝いを贈る際には、ご祝儀袋の選び方や記入の仕方などをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。進路が決まってから、遅くても入学式の1週間前までに贈るようにしましょう。
文部科学省 令和5年度子供の学習費調査 2 調査結果の概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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