ミュージカル『アナスタシア』が、2028年4~5月に東京、5~6月に大阪にて上演されることが決定した。
【写真】ミュージカル『アナスタシア』メインビジュアル
本作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞・作曲賞にノミネートされたアニメ映画『アナスタシア』に着想を得て制作されたミュージカル。1918年、帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世をはじめ一族が殺害されたというニュースが広がる中、皇女アナスタシアだけは生き延びているという歴史上の謎“アナスタシア伝説”に基づいた物語だ。
20世紀初頭、帝政末期のロシア、サンクトペテルブルク。ロシア帝国皇帝ニコライ2世の末娘として生まれたアナスタシアは、パリへ移り住み、離ればなれになってしまった祖母マリア皇太后からもらったオルゴールを宝物に、家族と幸せに暮らしていた。だが突如、ボリシェビキ(後のソ連共産党)の攻撃を受け、一家は滅びてしまう。しかし街中では、アナスタシアの生存を噂する声がまことしやかに広がっていた。
パリに住むマリア皇太后は、アナスタシアを探すため多額の賞金を懸ける。それを聞いた2人の詐欺師ディミトリとヴラドは、アナスタシアによく似た少女アーニャを利用して賞金をだまし取ろうと企て、3人でマリア皇太后の住むパリへと旅立つ。記憶喪失だったアーニャは、次第に昔の記憶を取り戻していく。
同じ頃、ロシア政府はボリシェビキの将官グレブにアナスタシア暗殺の命令を下す。マリア皇太后に仕えるリリーの協力を得て、ついにアーニャはマリア皇太后と会う機会を得るが、グレブが彼女を見つけ出し――。
ミュージカル化にあたり、作曲は『ラグタイム』でトニー賞を受賞したシュテファン・フラハティ、作詞は映画版でも作詞を手がけたリン・アレンスが担当。オリジナル楽曲約20曲を制作した。脚本はトニー賞受賞の劇作家テレンス・マクナリー、演出は同じくトニー賞受賞のダルコ・トレスニャクが務めている。
ブロードウェイでは2017年3月にプレビュー公演、4月に本公演が開幕し、2019年3月まで約2年間上演された。2018年秋からは北米ツアーを開始し、その後スペイン、ドイツ、オランダでも上演された。
日本では2020年3月に待望の初演を実施。レプリカ公演ならではの豪華なセットと衣裳、LEDパネルを駆使した最先端のビジュアル演出が話題を呼び、多くの“アナスタシアファン”を獲得した。同年秋には世界初のノンレプリカ版『アナスタシア』を宝塚歌劇団が上演。さらに2023年には再演も実現し、大盛況のうちに幕を閉じた。
そしてこのたび、アメリカメディアの劇評でも絶賛され、ブロードウェイで高い評価を受けた本作が、本国のクリエイティブスタッフの手により、5年の時を経て再び日本で上演されることとなった。
記憶を失った主人公アーニャが、自らの過去を取り戻し、愛する家族と心の帰る場所を見つけるまでの旅路を描く本作は、大人から子どもまで楽しめる愛と冒険に満ちた物語。さらに、美しい音楽に彩られた華やかな演出に加え、世界最高水準の高精細LED映像やきらびやかな衣裳など、見どころ満載のミュージカルとなっている。
ミュージカル『アナスタシア』は、東京にて2028年4~5月、大阪にて5~6月上演。
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