2歳の息子は、日頃からよく耳鼻科にお世話になっています。その日は私自身も体調を崩しており、親子一緒に診察してもらうことにしました。
怒鳴る男性に看護師さんが
待ち時間の負担を減らすため、順番のギリギリまでは車の中で待機し、頃合いを見て院内へ入ります。しかし、具合が悪いせいか子どもの機嫌がなかなか直らず、待合室でぐずって泣き出してしまったのです。
すると、近くに座っていた年配の男性から「ちっ!」と舌打ちされ、「……ったく!ガキがうるさいんだよ」と突然怒られてしまいました。
驚いて「すみません、気をつけます」と慌てて謝ったものの、私自身も体調不良で余裕がなかったため、申し訳なさと同時にやり場のない悲しい気持ちでいっぱいになります。
どうしていいかわからずうつむいていると、周りにいた別の方が「え?子どもなんだから仕方なくない? ちゃんとあやしてるし」と小さく声を上げてくれたのです。
男性がさらに不機嫌になりそうだったそのとき、様子を見ていた看護師さんがすぐに歩み寄ってきてくれました。
「ここは体調の悪い方が来る場所ですから、大きな声を出されるなら外で待機してください」と、毅然とした態度で男性に伝えてくれたのです。
男性は「うるさいのは子どもだろ」と納得いかない様子を見せたものの、看護師さんは「子どもが泣いてしまうのは、ある程度仕方がないことですよ」と冷静に諭してくださいました。
周りの方や看護師さんの温かい対応のおかげで、なんとかその場が収まり、心から安心しました。
子育て中には、思いがけない場面で肩身の狭い思いをすることが少なくありません。そんなとき、周囲の人のさりげないやさしさや気遣いに、これほどまでに救われるものなのかと身をもって感じています。いつか、街で同じように困っている親子を見かけたら、今度は私がそっと寄り添えるような存在になりたいです。
著者:田崎にこ/30代女性/2歳・5歳・7歳の子どもを育てながらはたらくママ。介護職。なんとか毎日まわっています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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