【写真】バースデーサプライズに涙を流す、飯島直子
飯島直子が主演を務めるFODオリジナルドラマ「こないだおばさんって言われたよ」が、2月25日より独占配信を開始。これを記念して、本作の完成披露イベントが、2月24日にフジテレビ本社マルチシアターにて実施され、飯島をはじめ、堀内敬子、脚本・岸本鮎佳の3人が登壇した。
■“50代おばさんあるある”を描く温かくてかわいいコメディ
本作は、50代に突入した主人公が直面する“あるある”な出来事や気持ちの揺れを、温かくユーモラスに描くコメディドラマ。推しの裏切り、元彼との再会、老眼鏡、親の介護に老後のお金の不安――。次々にやってくる“50代おばさんあるある”に泣き、笑い、人生の節目で立ちすくむ人々の心に「大丈夫、まだまだここから」とそっと寄り添う“お守り”のような物語を描く。
揺れながらも前を向いて生きようとするドーナツ店オーナーで独身女性の主人公・三河芽衣子(54)を飯島が演じるほか、芽衣子の高校の同級生で真面目で優しいが世間知らずな神田頼子(53)役を堀内らが演じる。
脚本を手がけるのは、演劇ユニット「艶∞ポリス」の主宰で全作品の脚本・演出・出演を務め、舞台のみならず、ドラマ「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」など多数の映像作品の脚本も担当している岸本。
■「こないだおばさんって言われたよ」あらすじ
主人公の三河芽衣子54歳は、脱サラして小さなドーナツ店を営む独身女性。ある夜、足元に落ちていた財布を拾って交番に届けるが、持ち主であるイケメンの若者から「ありがとう、おばさん」と言われ、その言葉の破壊力にショックを受ける。「おばさん」という現実を突きつけられた芽衣子は、“老い”の壁に次々と直面する。
■飯島「応援歌のような、お守りのようなドラマ」
大きな拍手で迎え入れられた3人が挨拶を終えると、本作の見どころについて飯島は「私の世代はもちろんのこと、これから50代を迎える方々、まだまだ先だという方々にも、歳を重ねることはこんなに楽しくて素敵なんだって、怖いことばかりじゃないぞ、という応援歌のような、お守りのようなドラマになっています」と作品に込めた思いを語る。
話題は、タイトルにもなっているキーワード「おばさん」という言葉へ。飯島は「“こないだおばさんって言われた”ってタイトルだけど、別に私はこないだ言われたばっかりでもないんですけど」とはにかみつつ、「『おばさん』っていう言葉って、『おじさん』もそうなんですけど、ちょっとネガティブなイメージがあるじゃないですか?だからもっといい言い方、ありませんかね?皆さんはどうですか?『おばさん』って言われたら『ん?』って思いますか?」と客席へ問いかけた。
その飯島の言葉に頷きつつ堀内は、「おばさん」に代わる呼び方について「でも、『お姉さん』とか言われると『はあ?』ってなる(笑)、『いいんだよ、“おばさん”で!』って思っちゃたりもするので…」と持論を展開し、笑いを誘う。
■岸本「嘘がないコメディにしたかった」
これを受け、岸本は「初めこのタイトルが決まったときに、スタッフの間で、飯島さんって『おばさん』って言われたことないだろうなという話になって。50代なら大抵はもっと前に言われてるはずだけど、飯島さんだからこそ、この年齢で初めて言われたというところに説得力があるんですよね。だから、このお話はそこから始まる」と企画の背景を明かすと、飯島は「恐れ入ります」と照れ笑いを浮かべた。
また劇中のリアルな“あるある”描写について、岸本は「嘘がないコメディにしたかった」と告白。「脚本の会議をするときに、プロデューサーや監督と一緒に、ほぼ8割は脚本の話じゃなくて自分たちのエピソードトークをしていました(笑)。2〜3時間、それ以外喋ってないねという会議を毎週やっていた気がします」と、実際の経験談から物語を膨らませたことを明かす。
さらに登場人物は「あて書き」だと語る岸本は、「みんなはみ出し者で少し変わったキャラクターですけど、視聴者の皆さんが見て『この人嫌だな』とは絶対に思われないように書くことをすごく気をつけていました」と、キャラクターへの愛情を滲ませた。
■堀内「あんな“イケオジ”な面が世の中に知れ渡っちゃったら…」
続けて、印象に残っている共演者についての話題になると、堀内が芽衣子の元彼を演じたMummy-D(RHYMESTER)の名前をあげる。「普段音楽をやっていらっしゃるので、演技に対してはもう少し適当な方かと思っていたら(笑)、ずっとセリフを練習されていましたよね。すごく真面目な方なんだなって、イメージが変わりました。あんな“イケオジ”な面が世の中に知れ渡っちゃったら、もう引っ張りだこになっちゃうんじゃないのって思いましたね」と、そのギャップと魅力を絶賛した。
イベント終盤には、2月29日に誕生日を迎える飯島にバースデーサプライズを実施。花束とケーキが贈られ、飯島は驚きながらも感謝を述べる。そして笑いながら涙を流し、「歳を取ると涙脆くなるじゃないですか」と、最後も“あるある”を披露して会場を和ませていた。
取材・文=戸塚安友奈
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