【漫画】本編を読む/この事態はどう収まるのか…?
「どういうことだ、これは!」ファーストフード店に響き渡る怒号。ナゲットの数が違うと主張する客と、それに応じる店員――その空気はまるで開幕直前のリングのようだ。ロサンゼルス在住のkasutera(@kasutera5)さんが描く“アメリカあるある”漫画では、日本でも見かけるクレーム客の構図が、ちょっと違った形で展開される。アメリカでは必ずしも「客の立場が上」という空気がなく、理不尽な要求には毅然と向き合う姿勢も珍しくないのだという。
■理不尽クレーム=戦いのゴング!? 現場は一瞬でヒートアップ
「ナゲット8個って言っただろうが!」「いや、6個って言いましたよね?」――押し問答が続くなか、高圧的な態度に店員のボルテージもついに限界突破。客は「マネージャーを出せ!」と叫び、現場は完全に臨戦モードへ突入する。日本なら空気を読んで丸く収めそうな場面でも、アメリカでは言うべきことは言うスタイルが自然だというから驚きだ。マネージャーが登場した瞬間、空気は一変するのか…それともさらなるカオスが待っているのか…!? まさにクレームバトル開幕といった臨場感である。
■“customer is always right”は建前?日本とのギャップに驚き
アメリカにも「customer is always right」という言葉はあるが、日本の「お客様は神様です」とはニュアンスが少し異なるという。「基本的には店員がへりくだる立場ではありますが、実際は日本ほど丁寧な接客ではなくもっとラフ。理不尽なクレームに必要以上にぺこぺこすることもありませんし、周りから咎められることもありません」とkasuteraさん。ときにはマネージャーから小言を言われることもあるが、「この漫画のように従業員の味方をしてくれるクールなマネージャーもいます!」と笑う。
■“巻けねえだろ”ブリトー事件にチップ文化…アメリカ生活はネタの宝庫
メキシカンファーストフードで働いていたときのエピソードも衝撃的だ。具材を山盛りに注文し続けた客のブリトーは、どう見ても限界突破。「どうみても巻けねえだろ」と思いながらも要望どおりにブリトーを巻いた。その結果、案の定皮が破れる。すると客は「なにやってんだこいつ」みたいな目で文句を言ってきたという。「こっちのセリフだよ!」と思わずツッコミたくなる場面に、読者もクスッとするはずだ。
さらに、アメリカ生活で最も戸惑ったのはチップ文化。「引っ越したばかりの頃、チップを知らずにそのまま店を出たら店員に追いかけられました(笑)」と、異文化ならではの失敗談も明かしてくれた。
■規格外だけどどこか共通…クスッと笑える“アメリカあるある”
kasuteraさんは現在、アクターとして活動しながら英語・日本語双方で声優の仕事もこなしている。「アメリカあるある」シリーズは月1~3本のペースで更新中。規格外すぎて思わず二度見するエピソードから、「意外と世界共通かも」と感じる瞬間まで、笑いと発見が詰まった内容だ。文化の違いを感じつつ、思わずツッコミを入れたくなる現場の数々を、ぜひ漫画で体感してみてほしい。
取材協力:kasutera(@kasutera5)
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