2026年1月に「立ちんぼ最新事情」を執筆したところ、予想外にも大きな反応があった。
記事を目にした読者からは様々な意見が寄せられ、「お前が公園に立ってもっとリアルな検証をしろ」などと無責任すぎるDMまで送りつけられる始末。なぜか立ちんぼネタを扱うと人々が一斉に群がり、自分勝手な意見や的外れな話題が飛び交うのだが、そんななか、私のメッセージボックスに衝撃的な情報が寄せられた。
「たかなしさん、立ちんぼはいなくなっていませんよ。あくまであの公園周辺のみで、立つ場所・買う場所を変えていまだに存在し続けるんです。場所は……」
このリアルなリークを踏まえて、歌舞伎町界隈に詳しい知人にも話を聞いたところ、このDMは本当らしい。ライターとして誤った情報を世に発信してはならないため、私は再度大久保公園、いや「歌舞伎町の中心地」へと向かった。
立つ・買う「あの光景」、再び…
関係者の話によれば、大久保公園に人はいなくなったものの、歌舞伎町の中心にあるバッティングセンター及び周辺のブティックホテルや雑居ビルの入り口付近に売り手が立ち、買い手がスマホ片手にうろついているとのことだった。
試しに夕方16時頃、噂の場所を訪れると、その時間はまだ人がいなかった。ホテルや雑居ビルの前には誰1人としておらず、一般の通行人だけが目立つ。
ただ、バッティングセンターの方向へ足を進めると、周囲をキョロキョロと見渡しながら売り手を探していそうな男性に遭遇。そしてさらに先には、2人の女性がスマホをいじりながら立ち尽くし、“あの時の光景”が蘇る。
空気感としては大久保公園と全く同じであるため「これはリーク通りで間違いない」と踏んだ私は18時過ぎに再訪すると、送られてきたDM通りの有様だった。
ブティックホテルの入り口や雑居ビル、バッティングセンター付近で立ち尽くす女性に話しかける男性。
公園の全盛期ほど人はいないけれど、明らかに売買が行われていた。女である私がその地へ足を踏み入れると、うろつく男性がジトっとした視線を浴びせてくる。
実に不快だが、気にせずパシャパシャとスマホで写真を撮っていても彼らは動じない。顔を隠す素振りもせず、不思議なくらい堂々としていた。
売り手も買い手も“通常営業”だった
その光景を目の当たりにした私は、頭を殴られたような衝撃を覚えたが、懲りずに深夜0時半すぎに再訪することに。しかし、バッティングセンター周辺は日中のような静けさだった。
売買の数は減り、立ちんぼの女性も少ないが、何やらちょっと怖いお兄さんと売り手が談笑している。会話をしてはいるものの様子を気にしているのか、周りをチラチラと見ているせいで目が合ってしまった。
私の本能が「長居は無用」と判断し、ひとまず写真を撮り(もちろん睨まれた)、あえて大久保公園の方を通って帰ることに。
すると、公園周辺に存在するブティックホテル裏に売り手らしき女性が3人もいるではないか……!
よく見ると駅寄りのその先にも女性が立ち、噂はDMの通り「場所を変えただけ」だったのである。
摘発を逃れる“進化系立ちんぼ”の実態
建物の前という微妙な場所にいるのは、恐らく待ち合わせや立っているだけというテイを貫き通したいからだろう。以前の記事で「中には立たずに座っている人もいて、彼女たちは立ちんぼならぬ“座りんぼ”」と皮肉めいた言葉を用いたが、相変わらず座っている姿もいくつか見られた。
また、「公園前に立つ→やり取りをする→ホテルへ向かう」という動きをしてしまうと、明らかに売買をしたのがバレるため、現場を押さえられたらおしまいだ。もちろんどこに立ってもダメなものはダメだけれど、タイムロスの削減や少しでもリスクを下げるために“進化系”になったのだと私は予想する。
リークによると「ホテルのフロントで売買する例もあり、はたから見ればカップルのやり取りにしか見えないから警察もつつきにくい」なんて話もあった。どんなにおじさんと若い娘のペアでも「歳の差カップルです」と主張されたら、確かにそれ以上は突っ込めない。
巧妙化する立ちんぼ界隈の現実
どんどんやり方が巧妙になりつつあるのが、今の立ちんぼ界隈。こういった行為は撲滅が難しく、形を変えて複雑化するのが定番なものの、大久保公園付近のバッティングセンターという目と鼻の先で問題行為が継続されていることには戸惑いを隠せない。
はっきり言ってしまうと、全体的にヒドさが増したといえる。その理由などを含め、次回も歌舞伎町近辺の立ちんぼ問題についてお届けする。
文/たかなし亜妖
【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
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