【漫画】本編を読む
「お支払いは電子マネーで」そう言って自信満々にカードを差し出す客。しかし、その手が向かったのは「タッチパネル」ではなく、クレジットカードの「挿入口」だった――。
数年前からキャッシュレス決済が急速に普及し、財布を持たずに買い物をする人も珍しくなくなった。一方で、クレジットカード、電子マネー、ポイント決済が1枚に集約されたことで、使い方を正しく理解しないまま利用している人も少なくない。そんなスーパーのレジ現場で起こる“あるあるトラブル”を描いたのが、狸谷さん(@akatsuki405)の漫画『余計な補足』である。
■電子マネー?クレジット?えっポイント!?
レジで「電子マネーで」とカードを差し出す客。チェッカーが設定を切り替えた瞬間、その客がカードをクレジットカードの挿入口に差し込もうとする。そこで「電子マネーでしたら、上にかざしてください」と丁寧に説明すると、今度は「じゃあ一括で」と、クレジットカード用語が返ってくる。
電子マネーなのか、クレジットなのか。念のため確認すると、「5600ポイント入ってるから、それ使ってよ」と追い打ちがかかる。電子マネー、クレジット、ポイント――1枚のカードにすべてが混在し、どれが本命なのかまったくわからない。
たまらず「ポイントもご利用でしょうか?」と聞いた途端、「だから電子マネーだって言ってるだろ!」と怒声が飛ぶ。店員が状況を整理し、正しく説明しようとするほど、火に油を注ぐ結果になってしまうのだ。
■導入初期、レジはさらに修羅場だった
狸谷さんによれば、1枚のカードに複数の機能が集約されている現在、この手のトラブルは決して珍しくないという。使う側が仕組みを把握していないまま強気で押し切ろうとすると、レジの混乱は避けられない。
キャッシュレス決済が導入された当初は、現場の負担は今以上だった。商品登録に加え、ポイントカードの有無の確認、複雑な支払い方法の聞き取り、さらに袋詰めまで行う店舗もあり、チェッカーの作業量と精神的ストレスは一気に増加した。
■わからないときは「聞いて」ほしい
「お支払いは現金でよろしいですか?」と確認しただけで、「見てわからないの? 電子マネーだよ! 時間ないんだから早くして!」と怒鳴られることも日常茶飯事だという。電子マネーといっても種類によってレジ側の操作が異なるため、どの決済かを聞かなければ処理を進められない。それでも説明の余地を与えられないケースが多かったそうだ。
キャッシュレス化は確かに生活に便利さをもたらした。しかし、使い方を正しく共有しないままでは、不要なトラブルの火種になる。わからないときこそ、強気に知ったかぶりをして押し通すのではなく、「これ、どう使えばいいですか?」と素直に聞く。その一言が、レジ担当者と利用者双方のストレスを激減させる近道なのかもしれない。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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