【漫画】本編を読む
スーパーの駐車場は日常の延長線にあるはずの場所だが、ときに想像を超えるトラブルが起こることもある。アクセルとブレーキの踏み間違い、禁止エリアへの無理な駐車――そんな現場のリアルを描いた狸谷(@akatsuki405)さんの漫画「初心忘れるべからず」を紹介する。日々の業務の中で遭遇した“ヒヤリ体験”の数々は、笑えないのにどこか既視感を呼ぶ内容だ。
■駐禁スペースに無理やり!? 駐車場クラッシュ事件
スーパーの駐車場のコーナー部分は、対向車が通れる余白を確保する必要があるため駐車禁止エリアになっている。白線ではなく斜線で区切られ、さらに赤いコーンまで設置されているのは、誰が見ても「停めてはいけない場所」とわかるための工夫だ。
それでも「この停めてはいけないところに車を置いて買い物される方がいます。ちょっとだけだから、と駐車場の通路に路駐して買い物に来ちゃうとか、駐車場内が大渋滞になるので控えて欲しいです」と作者の狸谷さん。店側がいくら配慮しても、“ちょい停めマインド”が発動すれば状況は一変するのだ。
ある運転手は駐車禁止スペースへ車を頭から突っ込み、設置されていたコーンをなぎ倒して破損。さらに車が傷ついたと主張し、「店長を呼べ!」と怒鳴り始めたというから現場はまさに修羅場モードである。狸谷さんはレジへ戻らなければならず詳細までは追えなかったそうだが、コーンを破壊した人は当時働いていた全店舗で有名なクレーマーだったといい、内心では「うわぁ…」という気持ちでいっぱいだったという。ルールを守る人が大多数だからこそ、ひとりの暴走が場の空気を一瞬で凍らせてしまう。まさに“駐車場クラッシュ事件簿”と呼びたくなる光景だった。
■スーパーに突進するシニアカー!
駐車場トラブルは車だけではない。日常の移動手段として利用される電動車椅子「シニアカー」でも、思わぬ事故が起きることがあるという。ある日、進もうと思って操作した結果バックしてしまい、シニアカーがスーパーの壁へ突っ込んで店頭のガラス窓が破損するという出来事があったのだ。
「進もうと思ってバックしてしまったようです。店頭のガラス窓が破損しましたが、幸い怪我もなく、後日謝罪に来られていました」と振り返るように、幸い大きなけが人は出なかったものの、操作ミスの怖さを実感する出来事だったようだ。ちなみにアクセルとブレーキの操作ミスは車でも多く、特に後退時は判断が鈍りやすいと言われている。
無断駐車や禁止スペースへの駐車など、スーパーでは日常的にさまざまなトラブルが起こり得る。多くの人が集まる場所だからこそ、大きな事故へ発展しないためにも一人ひとりの注意が欠かせないのである。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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