大河ドラマ「豊臣兄弟!」での好演が話題白石聖の“思わずあふれ出る”感情表現の巧みさ

白石聖/※2023年ザテレビジョン撮影

大河ドラマ「豊臣兄弟!」での好演が話題白石聖の“思わずあふれ出る”感情表現の巧みさ

2月19日(木) 18:13

白石聖
【写真】弱冠20歳の頃の白石聖が感情に揺さぶられる様子を見事に体現し…!映画「栞」劇中カット

放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で、仲野太賀演じる主人公・小一郎の幼なじみである直を演じている白石聖が話題だ。今回は永野芽郁の代役として急きょ直を演じることになった経緯があり、満足に準備期間が取れないまま撮影に臨まなくてはならなかった。さらに、大河ドラマでは過去にも同じように代役を務めたキャストが見事な演技を見せ、ブレイクを果たした前例もある。必要以上に世間の注目が一層集まっていた中で、さまざまなハードルと大きなプレッシャーをはねのけ、白石は実在しないオリジナルヒロインという大役を好演している。

■高校生時代にスカウトされて芸能界入り

「豊臣兄弟!」で白石が演じる直は、小一郎と藤吉郎(池松壮亮)の故郷である尾張中村の土豪の娘で、幼なじみの小一郎のことをひそかに慕う、少し勝気でサバサバしたところがあり、意思の強さも感じさせるキャラクター。白石はそんな直を見事に体現しており、小一郎への思いがあふれる場面では、少女ゆえに感情を抑えきれないさまを瑞々しく演じ、新鮮な魅力を放っている。

1月4日から放送が始まり、回を追うごとにSNSでも「急きょの出演なのに演技の完成度エグくない?」「白石聖さん素晴らし過ぎる」「相変わらず白石聖さんの演技が素晴らしい」「もう推し増ししようかな笑」など、好意的な意見が多く寄せられている。

白石自身のキャリアをひもとくと、高校2年生のときに東京・原宿でスカウトされたことをきっかけに芸能活動をスタートさせ、2016年にドラマ「AKBラブナイト 恋工場」(テレビ朝日ほか)で俳優デビュー。

人気漫画を実写化したドラマ「I’’s」(2018年、BSスカパー!)では、約700人の中からヒロイン・葦月伊織役を射止め、漫画から飛び出したような美少女ぶりで脚光を浴びると、ドラマ「福岡恋愛白書14 天神ラブソング」(2019年、KBC)でテレビドラマ初主演、ドラマ「恐怖新聞」(2020年、フジテレビ系)では連続ドラマ初主演を果たすなど、着実にステップアップを続けてきた。

近年ではドラマ「幽☆遊☆白書」(2023年)やドラマ「新空港占拠」(2024年、日本テレビ系)、ドラマ「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事」(2024年、テレ東系)といった話題作にレギュラー出演するなど実績を積み上げ、業界ではビジュアルの美しさに加え、シリアスからコメディーまで演じられる豊かな演技力が評価されている。

■感情表現の繊細さも抜群…!次代を担う若手俳優

主演作はあれど助演が多く、なかなか世間に見つからなかったわけだが、彼女にしっかりフォーカスして芝居を見ると、感情表現の繊細さが群を抜いている実力のある俳優であることが分かる。例えば、2018年に公開された映画「栞」(Leminoで配信中)もその一つ。

同作は、先日発表された山田孝之による大型俳優オーディションプロジェクト「THE OPEN CALL」のオリジナル映画で、脚本・監督を務めることも決まっている榊原有佑氏が、原案・監督・脚本・編集を担当し、三浦貴大が主演を務めた映画。

三浦演じる真面目な性格で献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士・高野雅哉が、病院という身近な人の死を経験する場所で、「理学療法士として何ができるのか」と自問自答し、苦悩しながら成長していく姿を描いた人間ドラマで、白石は雅哉の妹・遥を演じている。

遥は幼い頃に母親を亡くし、雅哉が家を出てからは高校教師の父親・稔(鶴見辰吾)と2人で暮らす高校2年生。

脳腫瘍により余命半年を宣告された稔からは真実を伝えられず、雅哉が働く病院に検査入院していると思っていた中で、雅哉から真実を聞かされるという役どころなのだが、日々人の死に向き合うことで無力感にさいなまれながらも「理学療法士として強くあらねばならない」という思いから、次第に心が荒んでいくさまを表現する三浦とは対照的に、白石は雅哉から稔の病状について知らされ、受け止めきれない感情の波にのまれていく遥を圧巻の演技で表現した。

特に「どうして早く知らせてくれなかったのか」と雅哉を責めるシーンでは、雅哉を責めながらも、知らせないようにしていた稔の思い、母親だけでなく父親も失ってしまうことへの悲しさと寂しさ、雅哉の優しさ、自分の無力さなどが混在し、両目から大粒の涙となってあふれ出てくるという演技で、高校生の少女が抱えきれない感情に揺さぶられる様子を見事に体現している。

次代を担う実力派俳優の若かりし頃から輝いていた“演技のきらめき”…。くしくも、小一郎への恋心を抑えようとしながらも漏れ出てしまう直とリンクする“感情があふれ出る”表現もあり、「今後の直の気持ちの行方を、白石がどう演じるのか」と期待が集まる中で、予習として映画「栞」を鑑賞するとより深く白石のことを“推し”たくなるのではなかろうか。

◆文=原田健



【関連記事】
【写真】まだあどけなさの残る白石聖の「栞」劇中カット
【写真】煌びやかなアクセサリーも美しい…!白石聖のアザーカット
【写真】5年以上前…フレッシュな白石聖のショット
「光る君へ」「国宝」で注目…次期“朝ドラヒロイン”の見上愛とは?
織田裕二、初共演・亀梨和也の筋肉に驚き「意外とがっしりしている」
WEBザテレビジョン

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ