「不釣り合い!結婚はキャンセル」両家顔合わせ当日、ドタキャンする婚約者一家→破滅の道一直線のワケ

「不釣り合い!結婚はキャンセル」両家顔合わせ当日、ドタキャンする婚約者一家→破滅の道一直線のワケ

2月18日(水) 20:25

3年交際した彼からプロポーズされ、結婚の話は順調に進んでいました。彼の実家も私の実家も会社を経営していました。同じ立場同士、きっと分かり合える――そう思っていたのですが。
彼の実家へ挨拶に向かうと、最初は笑顔で迎えてくれたのですが、会話が始まると「ご両親はどんな会社を経営されているの?」「経営は順調なの?」と身辺を探るような質問ばかりで戸惑ってしまいました。私が実家は工場を営んでいると伝えた瞬間、ご両親の表情がほんの一瞬だけ曇ったのです。
その小さな違和感が、後に決定的な形で現れることになるとは、このときの私はまだ知りませんでした。
両家顔合わせをドタキャン
帰宅後、彼の態度はどこかよそよそしくなり、電話の回数も減っていきました。彼は「忙しいだけだよ」と言うだけで、私は胸の奥に小さな不安を抱えたまま、顔合わせの日を迎えることになったのです。

そして迎えた両家顔合わせ当日。私は両親と先に予約していた店へ入り、畳の部屋で彼と彼の両親の到着を待っていました。 整えられた和室、静かな空気、丁寧に並べられた器――緊張感がじわじわと高まっていきます。母は着物の袖を整えながら何度も時計を確認し、父は湯のみを持ったまま落ち着かない様子。私は胸の小さな不安が消えず「本当に大丈夫だよね……」とソワソワしていたそのとき、彼から着信が!電話に出た私は「今どのあたり?」と聞くと、彼は少し間を置いて「……家にいる」と一言。私は意味が分からず固まった次の瞬間、電話口が彼の母親に変わり「あなた、私たちを騙していたのね!!」と怒号!続けて「会社を経営していると聞いていたから、もっと規模のあるものだと思っていたの。調べさせてもらったら、小さな町工場じゃない」と言い放ったのです。私が「規模は大きくありませんが、従業員もいて事業として続けています」と説明しようとすると、彼の母親は「生活環境が違いすぎるのよ! 息子には同じ感覚で暮らせる家庭が合うと思うの」と、淡々とした口調が胸に刺さります。その横で、彼が「母さんが言うから仕方ないよ……」と呟いたのです。

その一言で、何かが崩れ落ちた気がしました。最後に彼の母親が「本日の顔合わせには伺いません。結婚の話は白紙に戻させていただきます」と電話を一方的に切り、私たちの婚約はあまりに呆気なく破棄されたのでした。私はスマホを握ったまま、胸の奥に広がる空白をどう受け止めればいいのか分からずにいました。
婚約破棄の後、彼からの電話
婚約破棄から数日。ふとした瞬間にあの冷酷な言葉がよみがえり、胸の奥がきゅっと縮むような悲しさを抑えられずにいました。

そんなとき、実家の事務所の電話が慌ただしく鳴り始めました。電話を取った従業員が困惑した様子で「社長、例の取引先の◯◯社から連絡です!『部品が納品されないとラインが止まる、大至急納品を再開してくれ』とかなり焦っているようで……」と伝えてきました。

私は思わず顔を上げました。こんな形で彼の実家の社名を聞くことになるなんて。父は私の顔をちらりと見て小さく頷くと、静かに電話を代わりました。父は冷静に「……ええ、そうです。うちのような『小さな町工場』では、お宅の立派なご要望にはもうお応えできません。一方的に『話が違う』と縁を切るような相手と、信頼関係が築けると思いますか? 見下していた相手が自社の基幹部品を支えていたことすら把握していなかったのですか? 同じ経営者として呆れてしまいますね」と言い放ったのです。父の淡々とした、しかし重みのある言葉に、受話器の向こうは言葉を失っているようでした。

悔しいはずなのに、胸の奥の重たいものが少しだけ軽くなるのを感じました。彼の実家が経営する会社が取引先だということは以前から知っていました。しかし、彼の両親は気づいていないようでした。私は、わざわざ言う必要はないと思っていたのです。だって、言わなくてもそのうち向こうが気づくと思っていたから……。

その日の夕方。 スマホが震えました。 表示された名前は元婚約者でした。電話に出ると彼は「……久しぶり。少し話せるかな?」と一言。その声は、戸惑いと、気まずさと、すがるような響きが混ざっていました。
都合のいい復縁はお断り
後日、喫茶店で会った彼は、目も合わせず落ち着かない様子でこう切り出しました。 「この前のことは……母さんも言い過ぎたと思ってるんだ。その、会社の製造が止まりかけていて……君の実家の工場の技術が、どうしても必要なんだよ」と一言。挙句の果てに、彼は縋るような目で言いました。

「結婚の話、もう一度考え直せないかな?」

私は呆れを通り越して、冷ややかな心地になりました。 「つまり、仕事で困ったから戻りたいのね。私の家族や仕事を『条件』でしか見ていない人と、これからの人生を歩めると思う? 私たちの価値観は、あなたの言う通り『不釣り合い』だったのよ」とバッサリ。

私は二度と連絡しないでほしいと告げ、席を立ちました。店を出て見上げた空は驚くほど澄んでいて、心に憑き物が落ちたような清々しさを感じていました。

◇◇◇

条件で人を値踏みし、都合が悪くなると手のひらを返す相手とは、結婚生活もうまくいかないでしょう。小さな違和感を見過ごさず、自分や家族を大切にできる相手かどうかを見極めることが、幸せな未来につながるのかもしれません。


※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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