彼の存在をただ心で感じるだけで/(C)とげとげ。/KADOKAWA
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欲しいのは体のつながりじゃなく、プラトニックな心のぬくもりでした。
結婚20年目、43歳の主婦・胡桃(くるみ)は、周りの働く友人たちがキラキラして見える一方で、唯一の自信だった「母親」としての自分が、息子の不登校をきっかけに大きく揺らいでいってしまいます。
息子の相談をしたい…そんな一番辛いときに夫は味方ではなくむしろ責めてきて、心は追い詰められ孤独感でいっぱいに。
そんなある日、世間から取り残されたような公園で、宅配業者の物静かな性格の男性と出会い、少しずつ仲を深めていきます。彼との肉体関係のないプラトニックな関係が、孤独に沈んでいた胡桃の唯一の癒しになって…。
熟年夫婦の不仲、中年クライシス問題。人生100年時代を生きる母たちが心に秘めた葛藤の中でもがく様子を描くセミフィクションをお送りします。
※本記事はとげとげ。著の書籍『心の不倫は罪ですか?』から一部抜粋・編集しました。
■枯れないように支えて育てて
著=とげとげ。/『心の不倫は罪ですか?』
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