「ザ・ホエール」で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いたブレンダン・フレイザーが主演を務め、日本で撮影された「37セカンズ」のHIKARI監督の最新作「レンタル・ファミリー」の本編映像(https://youtu.be/bR07qU_dZ8o)と場面写真が公開された。
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【フォトギャラリー】オール日本ロケを敢行!ブレンダン・フレイザー主演、HIKARI監督作「レンタル・ファミリー」場面写真
長編デビュー作「37セカンズ」(2019)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞のほか、「Beefビーフ」「TOKYO VICE」などの話題作を手掛け、アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。「37セカンズ」に続く長編2作目となる「レンタル・ファミリー」は、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品だ。
物語は、東京で暮らす落ちぶれた俳優が、他人の人生の中で“仮の家族”を演じるレンタル・ファミリーという仕事を通して自分自身を見つめ直していく姿を描く。フレイザーが東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップを演じ、共演にはエミー賞ノミネート俳優の平岳大(「SHOGUN 将軍」)、山本真理(「PACHINKO パチンコ」「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」)、新鋭のゴーマン シャノン 眞陽、そして名優・柄本明が名を連ねる。
公開された本編映像は、フィリップと喜久雄がお好み焼きを囲み、心を通わせる温かい名シーン。鉄板の上ではじけるソースの香ばしい音と立ち上る湯気。そんな日本の日常風景の中で、喜久雄は手際よくお好み焼きを仕上げると、「天国の味わいだ」とユーモアあふれる英語でフィリップに語りかける。食事を楽しみながら、いつしか互いの「娘」の話題へ。フィリップが「娘と仲良くありたい」と、不器用ながらも切実な父親としての本音を漏らす場面で、彼が胸に抱いているのは、仕事を通じて“偽の父親”を演じている少女・美亜への想いだった。演技と現実の狭間で揺れながらも、一人の「父親」として彼女を支えたいと願うフィリップは葛藤する。そんな彼に対し、喜久雄は「小さい頃は、なるべく近くにいてあげなさい」と、静かに、人生の重みを感じさせる言葉でアドバイスを送る。立場は違えど、不器用な愛を抱える二人が「父親」として深く共鳴し合うこの瞬間は、本作を象徴する珠玉のシーンといえる。
現在77歳の柄本にとって、これほど多くの英語セリフをこなすのはキャリア初の挑戦だった。柄本はオフタイムの大半をセリフ指導スタッフとのリハーサルに費やし、一言一句のニュアンスを完璧に自らのものにしようと心血を注いだという。その徹底した役作りが、喜久雄というキャラクターに圧倒的な実在感と愛嬌を与えている。柄本は撮影を振り返り、「僕は英語を喋れないし、ブレンダンさんは日本語を喋れない。そういう意味ではブレンダンさんと共闘できたと思います」と語っており、異なる言語の壁を越えて役に向き合った二人の現場の姿勢がうかがえる。「レンタル・ファミリー」は2月27日公開。
【作品情報】
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レンタル・ファミリー
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