2月17日(火) 4:20
JR東海(東海旅客鉄道株式会社)によると、払い戻しの可否を決める基準は、列車の遅れが「2時間(120分)以上かどうか」です。
2時間未満であれば、払い戻しの対象にはなりません。一方、2時間以上であれば、払い戻しの対象になります。例えば「普通車指定席」や「自由席」の場合、乗車券の払い戻しはありませんが、特急料金と急行料金は払い戻されます。
この基準はJR東海に限った特殊ルールではなく、JR各社でも基本的に同様の取り扱いです。
2時間以上の遅延が発生した場合でも、グリーン車で払い戻しの対象となるのは、特急料金・急行料金です。乗車券に加え、グリーン料金も払い戻しの対象外です。つまり、グリーン車を予約していても、全額が返金されるわけではありません。
遅延が発生した当日、もしくは遅延発生日の翌日から数えて1年以内であれば払い戻ししてもらえます。きっぷ売り場がある全国のJR駅に申し出れば問題ありません。
ただし遅延発生日は混雑するため、時間に余裕がある場合は日を改めた方がよい場合もあるようです。
ここまでは、通常のきっぷを前提にした基本ルールを見てきました。
一方で、お得なきっぷ(企画乗車券)や旅行商品、チケットレス商品などは、商品ごとに払い戻し条件が異なる場合があります。
ここからは、通常のJRきっぷ以外の払い戻しについて概要をご紹介します。なお「2時間以上の遅延発生」という条件については共通しています。
お得なきっぷ(企画乗車券)とは、きっぷ券面の左上に「企」と記載されているタイプのきっぷです。複数の商品があるため、詳しくは駅係員に尋ねる必要があります。
「エクスプレス予約」とは、1年を通じて、お得な会員価格で新幹線指定席を利用できる有料ネット予約サービスです。「スマートEX」は、新幹線の無料ネット予約サービスで、「早特商品」などをお得に予約できます。
これらのネット予約サービスにて予約し、「きっぷを発行」した場合、特急料金の相当額である「特定額」が払い戻されます。
払い戻し可能期間は、当日または遅延日の翌日から起算して1年以内です。JR東海・JR西日本・JR九州のきっぷ売り場がある駅で申し込めます。
一方、きっぷを発行せずに「チケットレスで乗車」する場合、以下の通り扱いが分かれます。
・エクスプレス予約
入場時に改札でタッチしたカード(交通系ICカード、EX予約専用ICカード)を利用して自動改札機から出場すると、乗車日翌日から3日以内を目安に、決済用クレジットカードへ自動的に払い戻されます。
払い戻される金額は、予約区間ごとの「特定額」です。グリーン車については、普通車指定席の特定額が適用されます。
・スマートEX
入場時に改札でタッチした交通系ICカードを使って、自動改札機から出場すると、乗車日の翌日からおおむね3日以内に、スマートEX決済用クレジットカードへ、予約区間ごとの「特定額」が払い戻されます。
きっぷの左上に「契」と記載されたきっぷについては、駅係員から券面に払い戻しの証明を受ける必要があります。その後、該当の旅行会社に相談しなければなりません。
2時間以上の遅延に対して、JRでは払い戻しの措置を行います。ただし全額ではありません。通常のきっぷについては、グリーン料金は返還されないため注意が必要です。
またネット予約サービスや「お得なきっぷ」、「旅行会社の商品」など、きっぷの予約方法や内容によって払い戻しの方法が異なります。
東海旅客鉄道株式会社 特急列車(新幹線を含む)や急行列車が、大幅に遅れた場合、遅延したことに対する払いもどしはありますか?
東海旅客鉄道株式会社 予約した列車が2時間以上遅延した場合の対処方法を教えてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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