2月17日(火) 4:00
まずは、ドラム式洗濯機の機能や本体価格をチェックしていきましょう。ある大手インターネット販売会社で、ドラム式洗濯機でベストセラーとなっている商品は、シャープのドラム式洗濯機です(2026年1月現在)。
例えば、型番ES-X12C-SLという商品は、約22万円5000円となっています。マイクロ高圧洗浄、マイクロ高圧シャワー、高圧シャワーすすぎ、乾燥ムラを抑えるハイブリッド乾燥などの機能があり、口コミや評判も高くなっています。
また、東芝もドラム式洗濯機で有名なメーカーのひとつです。型番TW-127XM3L(W)という商品は約15万3000円で、ヒートポンプ乾燥など一般的な機能が備わっています。
なお、海外メーカーでは、5万円前後の手ごろなモデルも販売されています。機種によって乾燥機能や耐久性には差があるため、機能面や品質面も含めて、複数のメーカーの商品と比較検討するとよいでしょう。
次に、水道代や電気代など、ドラム式洗濯機の維持費について確認していきます。一般的に、縦型洗濯機とドラム式洗濯機で選択をする場合、1回あたりの水道代と電気代を合わせた費用の目安は以下の通りです。
縦型洗濯機:約40~50円
ドラム式洗濯機:約20~30円
機種や、設定したコースにもよりますが、実はドラム式洗濯機のほうが縦型洗濯機よりも使う水の量が少ないため、洗濯にかかる費用は安くなります。
ただし、ドラム式洗濯機で乾燥機能を利用する場合は、乾燥方式によってかかるコストが異なります。例えば、日本メーカーの上位モデルに採用されている「ヒートポンプ式」の乾燥機能では、乾燥1回にかかる電気代は約20~30円が目安となります。
一方、熱で衣類を乾燥させるヒーター式の場合は消費電力が大きく、乾燥1回あたりの電気代と水道代を合わせると、排気タイプでは約60~90円、水冷・除湿タイプでは約70~100円が目安です。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらを購入しようか迷っている場合は、予算と機能を比較して決めるようにしましょう。
例えば、本体価格を購入する予算が10万円の場合は、比較的安いドラム式洗濯機と縦型洗濯機の上位モデルかを比較することになります。
今回は一人暮らしのため、毎日の洗濯物の量は多くないと考えられますが、自分で干す(乾燥機能は使わない)という場合、ドラム式洗濯機は確かにオーバースペックといえるかもしれません。
また、今後同居や結婚の予定があり、必要な洗濯機の機能が近いうちに変わりそうな方、洗濯機の機能にこだわりがない方などは、ドラム式洗濯機ではなく、比較的安い縦型洗濯機でも十分だと考えられます。
一方、仕事が忙しくて、毎回自分で洗濯物を干している時間がない方や、シャツはクリーニングに出すのではなく自分でパリッと仕上げたいと考えている場合は、ドラム式洗濯機を購入することを検討してみましょう。
洗濯機は、私たちの生活に欠かせない家電のひとつです。海外や日本のメーカーが、たくさんの商品を販売しているので、商品選びに迷ってしまうかもしれません。
洗濯機の購入時には、自分の生活スタイルに合わせて、機能と価格のバランスを見極めることが大切です。家電量販店の店員さんに相談をしたり、メーカーのホームページや口コミを参考にしたりしながら、自分に合った商品を選びましょう。
執筆者 : 下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
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