2月17日(火) 5:10
50歳以上のシニアに特化した人材サービスを展開する株式会社シニアジョブが2025年に発表した「シニア専門求人サイトの平均給与ランキングトップ10職種」によると、シニア向け求人に記載された平均年収が最も高い職種は「歯科医師」でした。
平均年収は675万円、最高額は1050万円となっています。求人記載の平均年収が高い職種を表1にまとめました。
表1
| 職種 | 平均年収 | 最高額 |
|---|---|---|
| プロジェクトマネージャー(PM)・リーダー | 600万円 | 850万円 |
| 税理士・公認会計士 | 550万円 | 1000万円 |
| ネットワーク/サーバ設計・構築 | 550万円 | 850万円 |
| ITコンサルタント・プリセールス | 550万円 | 825万円 |
| 建設コンサルタント・発注者支援 | 525万円 | 850万円 |
出典:株式会社シニアジョブ「シニア専門求人サイトの平均給与ランキングトップ10職種」を基に筆者作成
歯科医師や税理士・公認会計士のように国家資格が必要な職種や、IT系のエンジニア、建設系の技術職などが、求人に記載された年収水準が高い職種としてランキングされています。
同調査では、シニア向け求人に記載された平均時給が高い職種も紹介されています。平均時給が最も高いのは「設備・電気設計」の2550円で、最高額は2800円となっています。平均時給の高い職種は表2の通りです。
表2
| 職種 | 平均時給 | 最高額 |
|---|---|---|
| 設備・電気設計 | 2550円 | 2800円 |
| プラント設計 | 2500円 | 4150円 |
| 薬剤師・管理薬剤師 | 2100円 | 2650円 |
| 看護師・准看護師 | 1650円 | 3400円 |
| 塾講師・家庭教師 | 1587円 | 1587円 |
| 歯科衛生士 | 1562円 | 2250円 |
出典:株式会社シニアジョブ「シニア専門求人サイトの平均給与ランキングトップ10職種」を基に筆者作成
平均時給が高い職種は、建設系や医療系の専門職が多いことが分かります。働き方によっては、年収600万円超も目指せるでしょう。
シニア世代は老後資金の管理が重要になるため、お金の増やし方について考えることも多くなるかもしれません。高収入を得られる職種への再就職や転職を検討すること以外にも、資産運用で資金を増やす方法もあります。
投資で得た利益が非課税になる「つみたてNISA」などを利用して、投資信託を始めるのもよいでしょう。そのほかにも、個人向け国債や外貨建て保険、株式投資など、60代からでも始められる資産運用の方法にはさまざまなものがあります。
また、持ち家がある場合は、活用方法の一つとして現金化を検討するのもよいかもしれません。例えば、自宅を売却して賃貸として住み続ける「リースバック」であれば、周囲に知られずに自宅を売却できる可能性もあります。
株式会社シニアジョブの調査によると、シニア向けの求人に記載された平均年収が最も高い職種は「歯科医師」の675万円、最も平均時給が高い職種は「設備・電気設計」の2550円です。
国家資格が必要な職種や、IT系のエンジニア、建設系の技術職、医療系などの専門職が、求人上の提示額が高い傾向にある職種であることが分かっています。
シニア世代になってから収入を増やすには、収入が高い職種へ再就職・転職する方法以外にも、資産運用や自宅の売却などさまざまな方法があるでしょう。自分に合った方法を探してみることをおすすめします。
株式会社シニアジョブ シニア専門求人サイトの平均給与ランキングトップ10職種
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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