病院で「マイナ保険証」に“期限切れ”の表示が! 登録したばかりなのに、窓口で「いったん10割負担で」と言われるなんて…意外と知らない“2つの有効期限”を確認

病院で「マイナ保険証」に“期限切れ”の表示が! 登録したばかりなのに、窓口で「いったん10割負担で」と言われるなんて…意外と知らない“2つの有効期限”を確認

2月17日(火) 5:00

最近、病院の窓口で「マイナンバーカードが使えない」というトラブルが急増しているのをご存じでしょうか。特に注意したいのが、電子証明書の「有効期限切れ」です。最悪の場合、窓口で医療費を全額立て替える「10割負担」の可能性があるため注意しなければなりません。 今回は、マイナ保険証の「有効期限」の仕組みと、トラブル回避のポイントを解説します。

マイナンバーカードの「有効期限切れ」によるトラブルが倍増!「いったん10割負担」になる恐れも

医療機関においてカードリーダー画面に「期限切れ」と表示される原因の多くは、マイナ保険証に使われるマイナンバーカードの電子証明書の有効期限切れによるものです。
 
全国保険医団体連合会の「2025年8月以降のマイナ保険証利用状況に関わる実態調査(最終報告)」によると、マイナ保険証による資格確認でのトラブルが医療機関の約7割で発生しています。
 
トラブルの内容としては、「(マイナの)有効期限切れ」が45.2%と、前回の同じ調査(2024年10月)からほぼ倍増しています。
 
受付システムが保険情報を読み取れず、保険資格が確認できなかった場合、医療機関側からいったん 「10割(全額)負担を求められる」ケースが発生することがあります。実際に、前記の調査では10割負担を求められたトラブル件数が大幅に増加しているという結果が出ています。
 
医療現場でカードリーダーの認証エラーや情報読み取りの際のトラブルは多く、期限切れによるエラーが利用拡大の大きな障壁の一つと考えられます。
 
掲題のように、マイナ保険証として使い始めたばかりなのに「期限切れ」と出るのは、マイナンバーカードの「電子証明書」の期限が切れている可能性があるため、一度確認することをおすすめします。
 

マイナ保険証には「発行日から5回目の誕生日まで」という有効期限が存在

マイナ保険証は、1枚のカードに複数の有効期限があります。
 

・マイナンバーカード本体の有効期限:発行日から10回目の誕生日まで(18歳未満は5回目の誕生日まで)
・電子証明書の有効期限:発行日から5回目の誕生日まで(年齢に関係なく一律)

 
健康保険証として使うには、カード本体だけでなく、電子証明書が有効期限内であることが必要です。
 
電子証明書の期限が切れていると、カードをかざしても保険証としては使えません。しかし、この仕組みが周知されていない場合も多く、受診時に「有効期限切れ」と表示されて初めて気づくケースが頻発しているのが現状です。
 
有効期限が近づいたら、住民票所在地の市区町村窓口で更新手続きを行いましょう。更新手続きは、期限の2~3ヶ月前から可能です。
 

「資格確認書」にも「最長5年」の有効期限があるため注意が必要

資格確認書とは、マイナ保険証を保有してない人や、マイナ保険証の利用ができない場合に使う保険資格の証明書です。従来の健康保険証の廃止後に受診するための代替手段として利用できます。マイナンバーカードの電子証明書が切れた場合にも資格確認書が交付され、医療機関の窓口で通常の保険診療が受けられます。
 
ただし、資格確認書の有効期限は原則として5年以内とされているため注意が必要です。
 
なお、資格確認書の具体的な発行・更新や有効期限のルールは、加入している保険者(健康保険組合など)ごとに異なる場合があるため、詳細は保険者に確認しましょう。
 
デジタル庁や厚生労働省では、資格確認書の交付方法や注意点を説明しており、マイナ保険証が使えない状況でも保険医療を受けられる手段が用意されています。
 

まとめ

マイナ保険証への移行が進む中、「期限切れ」という新たなトラブルが浮き彫りになっています。特に初期にカードを作った人が続々と期限を迎えていることが、トラブル増加の背景にあります。一度、自身のマイナンバーカードの電子証明書の有効期限がいつまでかを確認しておくことをおすすめします。
 

出典

全国保険医団体連合会 2025年8月以降のマイナ保険証利用状況に関わる実態調査(最終報告)
厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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