現在撮影が進むテレビドラマ版「ハリー・ポッター」について、映画版でハリーを演じたダニエル・ラドクリフが、ロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンと語り合っていることを明かした。3人とも、新たなキャストが同じ道を歩み始めたことに対して似た思いを抱いているという。米ピープル誌のインタビューでの発言を、米エンターテイメント・ウィークリーが伝えている。
ラドクリフによれば、3人のあいだで新シリーズについて頻繁に話しているわけではないものの、互いの気持ちは言葉にしなくてもわかるという。「あの子たちの写真を見ると、駆け寄って抱きしめたくなる。僕たち3人に共通する衝動だと思う」と語っている。
2001年、11歳で「ハリー・ポッターと賢者の石」の主役に抜擢されたラドクリフは、その後10年にわたり全8作に出演した。今になって振り返ると、当時の自分がいかに幼かったかに驚くという。「11歳のときは『自分はもう大人だ』と思い込んでいた。でも今、実際に11歳の子に会うと『こんなに小さかったのか』と驚く」と笑い、「両親への感謝が当時よりずっと深くなった。クレイジーな状況を、ユーモアたっぷりに乗り越えさせてくれた」と振り返っている。
ラドクリフとグリントは、それぞれ新キャストの子役たちに手紙を送ったことも明かしている。ラドクリフは新たにハリーを演じるドミニク・マクラフリンに「僕よりもっといい時間を過ごしてほしい。僕もすごく楽しかったけど、君にはもっと楽しんでほしい」と伝えたという。一方で「この子たちの人生につきまとう亡霊にはなりたくない」とも付け加えている。
グリントも、新たにロンを演じるアラステア・スタウトに同様の手紙を送り、「バトンを渡すような気持ちだった」と語った。「またこのサイクルが始まるのは不思議な感覚だ。僕はこの世界に足を踏み入れてとても楽しかった。彼にも同じ経験をしてほしい」と述べている。
テレビドラマ版「ハリー・ポッター」は、ショーランナーにフランチェスカ・ガーディナー、監督にマーク・マイロッドを迎え、原作全7巻をそれぞれ1シーズンとして映像化する。新たなハリー、ロン、ハーマイオニーを演じるのはドミニク・マクラフリン、アラステア・スタウト、アラベラ・スタントンの3人だ。大人のキャストにはダンブルドア役のジョン・リスゴー、スネイプ役のパーパ・エシードゥ、ハグリッド役のニック・フロストらが名を連ねる。映画版全8作でフリットウィック先生を演じたワーウィック・デイビスの続投も発表されている。2027年に配信予定だ。
【作品情報】
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ハリー・ポッターと賢者の石
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