電車遅延をきっかけに“人生”が交差する群像劇「めぐる」予告編公開山﨑佐保子、松本優作らがコメント発表

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電車遅延をきっかけに“人生”が交差する群像劇「めぐる」予告編公開山﨑佐保子、松本優作らがコメント発表

2月16日(月) 9:00

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小さな行動が、見知らぬ誰かの運命を狂わせ、救っていく様を描く群像劇「めぐる」の予告編と場面写真が公開。あわせて、本作の推薦コメントが披露された。

すれ違う人々の人生が、一本の電車の遅延をきっかけに静かに交差してゆく。時に残酷に、時に愛おしい人間の姿を描きながら、「他人の人生に思いを馳せること」の意味を問い直していく。

出演は、生越千晴、小野花梨、小出水賢一郎、小野孝弘、姫愛奈ラレイナ、泊帝、ししくら暁子。監督は日本育ちのミャンマー人映像作家・ティンダン。脚本は「おじいちゃん、死んじゃったって。」「愛に乱暴」の山﨑佐保子が務めた。

大切な入社試験の面接の日の朝も、めぐみ(生越)はいつもの悪夢にうなされていた。その夢とは、放課後の教室で行われる妹・奈緒(姫愛奈)への集団いじめと、奈緒が駅のホームへ向かう光景。寝坊しためぐみは駅へと走り、途中でスーツを着た男(泊)にぶつかりながらも、発車間際の電車に駆け込む。この駆け込み乗車による僅かな電車遅延が、その後さまざまな人々の運命を狂わせることになる。母親の危篤の知らせを聞き、病院に急ぐ中年の男・圭一(小野孝弘)と、自堕落な大学浪人生活を送るその息子・めぐる(小出水)、謎の女子高校生・ユキ(小野花梨)、そして不運なスーツの男。めぐみの行動は、自分とは全く関係ない誰かの人生をめぐりめぐっていく。

「めぐる」は、同時上映となる「エイン」とあわせて3月6日からアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。脚本を担当した山﨑、映画監督・松本優作、芳賀薫からのコメントは以下の通り。

【山﨑佐保子(脚本)】

一本の電車の遅延をきっかけに、見知らぬ人々の人生が交錯する群像劇を書いてみたいと思いました。電車に乗ると、この世界にはいつでも必ず他者が存在していることを、ひとりでに感じられるからです。

「めぐる」には、ずるかったり、あきらめていたり、強がったりする人ばかり出てきます。寂しさに耐えきれなかったり、怒りを堪えられなかったり、未知の感情に心が躍ったりもします。容易に繋がれるけれど、容易に断絶もしてしまう無愛想な社会で、息をひそめて静かに生きる登場人物たちに、俳優部のみなさんがそっと息を吹き込んでくれました。
この物語が、どこかの誰かの日常に、そっと繋がっていってくれたらうれしいです。

【松本優作(映画監督)】

「生きる」ということ。

古くからの友人であり、これまで共に作品を作ってきたティンダン監督による、まさに奇跡のような映画です。

まずは、この作品が無事に公開を迎えられたことを、心から嬉しく思います。

今の日本で、この映画を劇場で観られることが、どれほど尊く、そして幸運なことか。

ティンダン監督が長い時間をかけて見つめ続けてきた「生きる」という問い。その軌跡と奇跡を、ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。

【芳賀薫(映画監督/CMディレクター/クリエイティブディレクター)】

私たちの身の回りにどこにでもいるであろう普通の人たちを通して、現代社会という川の深いところに流れる心理を鋭い洞察力ですくい上げて紡がれていると感じます。世の中に生きるそれぞれの人が、自分という主体の物語を生きていることで社会は存在し、そして社会があるからこそ、それぞれの人に個別の人生が進んでゆくというのが、俯瞰から見た世の中なのかもしれません。そして、あの時思ったこと、あの時した行動が、未来にどう関わってくるのか、自分ごととして思いをめぐらせたくなるその時間こそ映画の果実かもしれません。

【作品情報】
めぐる

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