まだ子どもが生まれる前の話です。夫には、結婚当初好き嫌いがありましたが、どれも調理次第では食べてくれることに気づき、いろいろな調理方法を試して工夫していました。するといつの間にかそれは夫の大好物になっていたのです。
ところがあるとき、義実家に呼ばれ、義母から夫の嫌いなものリストを渡されました。「息子の嫌いな食べ物ちゃんと全部把握しているかしら? ここに書いてあるものは嫌いだから食卓に出さないであげて。妻として把握しておきなさい」と言われたのです。すると、その現場を見ていた夫が義母に向かって……。
義母の嫌みに夫が反撃!
夫が「実は今は食べられるようになったんだよ! むしろ好きでよく作ってもらうぐらいなんだよね」と言ったのです。それを聞いた義母が
「今は食べられる!? 私の料理がまずかったって言いたいの? もしかしてお嫁さんに言わされてるんじゃない!?」
と怒り出します。
もちろん私はそんなことはひと言も言ったことがありません。急に怒り出す義母にびっくりし困惑していると、夫が
「なに言ってんの? 別に母さんの料理がまずいとも言ってないし。そもそもなんですぐ嫁ちゃんが悪いって話になるの? むしろ苦手なものをなくしてくれて、嫁ちゃんには感謝してるんだよ!」
とガツンと怒ってくれました。義母は拗ねたような顔をして黙ったままなのでした。
どうやら義母は私を「まったく料理ができない嫁」と決めつけていたようです。たしかに、義実家に行くたびに
「今日は〇〇を作ってみたの。あなたにはまだ無理でしょうね」
と言っていて、普段から見下している感じではありました。料理の腕に自信があるらしい義母からすると、大好きな息子が自分ではなく嫁である私の料理を褒めたことが悔しかったのかもしれません。
今では9歳の息子と一緒に義実家に行くこともありますが、息子は「ママの料理は世界一なんだよ♪」と義母に言ってくれます。さすがの義母も孫に文句は言えないようで、特に嫌みを言われることもなくなりました。義母に直接反論しなくても、夫や子どもから事実は伝わるものなのだと気づくきっかけとなった出来事です。
著者:水沢ありか/30代・ライター。鉄道が好きな9歳の息子を育てるママ。休日は親子で電車を眺めに出かけて楽しんでいる。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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