病院で「マイナ保険証が読み取れません」と言われビックリ! 一度“10割負担”する必要はある? 差額は後日返ってくるでしょうか?「その場でとれる対策」も解説

病院で「マイナ保険証が読み取れません」と言われビックリ! 一度“10割負担”する必要はある? 差額は後日返ってくるでしょうか?「その場でとれる対策」も解説

2月16日(月) 4:20

マイナ保険証の運用が本格的に始まりましたが、「もしもマイナ保険証が読み取れなかったらどうしよう」「その場合は医療費10割負担?」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。 マイナ保険証は便利な制度ですが、トラブルが起きることも考えられます。ただし、読み取れなかったからといって、必ずしも全額自己負担が確定するわけではありません。 本記事では、マイナ保険証が読み取れない事態が発生する主な原因と、窓口で取れる対応などについて解説します。

マイナ保険証が読み取れない主な原因

マイナ保険証が使えない主な原因としては、次のようなものが考えられます。


・医療機関側の端末トラブル
・通信障害やシステムエラー
・カードのICチップの読み取り不良
・マイナンバーカードと健康保険証のひも付け未完了

特に、全国的なシステム障害や医療機関側の通信不良の場合、本人に落ち度がなくても資格確認ができないケースがあるかもしれません。
 

窓口でとれる対応

マイナ保険証が読み取れなかった場合でも、医療機関では資格確認書、マイナポータルの資格情報表示などで保険資格の確認が行えることがあります。
 
マイナ保険証が読み取れなくても、まずは医療機関の人に代替手段がないか確認してみましょう。
 

10割支払っても、後日返ってくる

医療機関で資格確認ができず、やむを得ず10割負担で支払ったとしても、それで損が確定するわけではありません。後日、健康保険の資格が確認できれば、差額が戻ってきます。
 
その際に必要になるのが、受診時の領収書や診療明細書です。10割負担になった場合は必ず保管しておきましょう。
 

焦らないために今からできる対策

マイナ保険証のトラブルで慌てないためには、事前の備えが重要です。マイナ保険証が始まって間もない現時点においては、資格情報のお知らせを受診時に携帯しておくとよいでしょう。このような対応は、決して過剰ではありません。
 
また、マイナポータルで保険資格情報のひも付け状況を事前に確認しておくことで、設定不備によるトラブルを防ぎやすくなります。少しの準備が、不安や時間のロスを大きく減らしてくれるでしょう。
 

マイナ保険証は「危険」な制度ではない

マイナ保険証については、「使えない」「危険なのでは」といった声も聞かれますが、制度そのものが危険というわけではありません。
 
また、より良い医療が受けられる可能性がある、手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される、確定申告時の医療費控除が簡単になるなどのメリットもあります。
 
一方、制度が始まってまだそこまで期間が経過していないこともあり、現場の運用が完全に追いついていないケースも考えられます。そのため、全面的に頼り切るのではなく、トラブル時の対応を理解したうえで利用する姿勢が現実的といえるでしょう。
 

まとめ

病院の受付でマイナ保険証が読み取れなかった場合でも、必ずしも10割負担になるとは限りません。代替手段で資格確認ができることもありますし、やむを得ず10割支払った場合でも後日返金されます。
 
大切なのは、焦らずに確認し、領収書などをきちんと保管することです。また、事前に備えておけば、不安はかなり軽減できます。
 
マイナ保険証の仕組みを正しく理解し、もしもの時にどう動くかを知っておくことが、安心して医療を受けるためのポイントといえるでしょう。
 

出典

デジタル庁 マイナンバーカードの健康保険証利用
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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