「光る君へ」「国宝」で注目…次期“朝ドラヒロイン”の見上愛とは? 東野圭吾原作ドラマでは“狂言誘拐”に手を染めるダークヒロインに

見上愛/※2025年ザテレビジョン撮影

「光る君へ」「国宝」で注目…次期“朝ドラヒロイン”の見上愛とは? 東野圭吾原作ドラマでは“狂言誘拐”に手を染めるダークヒロインに

2月16日(月) 18:00

見上愛
【写真】“狂言誘拐”を企んだ2人の衝撃キスシーン

亀梨和也が主演を務めるドラマ「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」(2024年、WOWOW)が、2025年12月29日からLeminoで配信された。亀梨演じる敏腕広告プランナーが仕掛けた“狂言誘拐”という名のゲームでその片棒を担ぐヒロインを演じているのが、大きな切れ長の瞳が印象的な見上愛だ。2024年に大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に中宮彰子役で出演して話題を呼び、2025年には歴代邦画実写興収ランキング1位を塗り替えた映画「国宝」でも重要な役割を演じるなど、作品ごとに鮮烈な印象を残す、存在感あふれる俳優・見上にフォーカスする。

■「光る君へ」中宮彰子役で見せた説得力のある演技

見上の名をお茶の間に決定的に知らしめた作品といえば、やはり「光る君へ」だろう。彼女は、主人公・まひろ(吉高由里子)こと紫式部が内裏で仕えることになる中宮彰子として、まだ入内前の少女時代に作品に登場した。

入内した当時、彰子はまだ12歳。藤原道長の娘として大切に大切に育てられた結果、感情を表に出していいということもその出し方すらも知らなかった。そんな彰子がまひろに出会い、源氏の物語に自分を重ね、少しずつ大人になっていく様子を、見上が丁寧に演じた。

登場時は終始うつむき「仰せのままに」と言うばかりで視聴者から「表情が乏しい」という声も上がったが、それは計算だった。彰子がまひろとのシーンでふいに見せる笑顔がたちまち視聴者を魅了し、いつしか絶賛の声が目立つように。夫である一条天皇(塩野瑛久)への恋心を自覚し、勇気を振り絞って「お上、お慕いしております!」と思いを伝えて泣きじゃくるシーンでは、視聴者から共感や応援の声があふれた。

■2021年、「きれいのくに」の女子高校生役で注目

大きくて切れ長の瞳が印象的な抜群のビジュアルを持ちながら、そのオーラを自在に出し入れし、一つのイメージに固定されることなく孤独やコンプレックスを抱えたキャラクターで共感を呼んだり、何を考えているのか読めない不穏なキャラクターでストーリーをかき回したり…。その演技力は、早くから芝居の道を志す中で培われた。

ただ、もともと目指していたのは俳優ではなく、演出家だったという。寺山修司作品に傾倒し、中学生の頃には進学先を日本大学芸術学部と定め、高校では演劇部の活動に没頭。演出の勉強の一環で養成所に通って演技を学び、希望通りの大学に進学。在学中の2019年に俳優デビューした。

2021年にドラマ「きれいのくに」(NHK総合)に出演。自分のルックスに強烈なコンプレックスを持ち「私、ブスだからさ」と悲しげに笑う女子高校生・凛を演じ、視聴者の間で「あの演技のうまい女優さんは誰?」の声が飛び交った。ほぼ同時期に出演した「箱庭のレミング」ではキラキラのオーラをまとったインフルエンサーという正反対のキャラを演じていたことからも、驚異の変幻自在ぶりが分かる。
見上愛


■「ゲームの名は誘拐」では佐久間(亀梨和也)を惑わすヒロインに

「光る君へ」でお茶の間に“見つかった”後の活躍ぶりは、さらに目を見張るものがある。

「恋愛バトルロワイヤル」(2024年)では男女交際禁止の校則を違反した生徒からお金を受け取り証拠もみ消しを請け負う女子高校生ダークヒーローを痛快に演じ、「119エマージェンシーコール」(2025年、フジテレビ系)では“月9”ドラマに初出演。語学が堪能な孤高の司令管制員役を務め、流ちょうな英語も披露した。

中でも印象深いのは「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」。頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える広告プランナー・佐久間(亀梨)は、自身のプロジェクトを「短絡的」だと全否定した取引先の副社長・葛城(渡部篤郎)を恨み、復讐(ふくしゅう)心から葛城の娘・樹理(見上)に近づく。一方で、樹理自身も複雑な家庭環境から父を恨んでおり、利害が一致した佐久間に狂言誘拐を持ち掛ける。

見上演じる樹理は、家庭内で孤立してきた孤独の感情、父を困らせたいという子どもっぽいいたずら心、佐久間を誘惑するような官能的なまなざしまで、多彩な顔を持つ女性。やがて、“ゲーム感覚”でこの復讐を始めた“パートナー”であるはずの佐久間すらも、なかなか見えてこない樹理の本心に疑いの感情を持ち始める――。

■「日本アカデミー賞」新人俳優賞を獲得…次期朝ドラヒロイン

そして、2025年の話題をさらった映画「国宝」にも出演している。京都の花街で主人公・喜久雄(吉沢亮)と運命的な出会いを果たし、共に人生を歩もうとする芸妓・藤駒(ふじこま)というキャラクターを演じた。

見上は役作りの一環で、クランクインの2カ月前から芸妓としての所作はもちろん日本舞踊と三味線を特訓。喜久雄を深く理解し、ただ静かに寄り添って長い歳月を過ごす藤駒という人物の穏やかさと、その奥にある芯の強さを体現。凛とした佇まいで強い印象を残し、その演技が評価されて「第49回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。

そして、上坂樹里と共に“Wヒロイン”で注目を集める2026年度前期連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合ほか)では、大河ドラマ「光る君へ」を中心とする演技力の高さが評価されてオーディションではなくキャスティングによってヒロインに決定。明治という激動の時代に西洋式の看護学を学び、“トレインドナース”として看護の世界に新たな風を起こした女性・一ノ瀬りんを演じる。

2019年の俳優デビューから、わずか7年で朝ドラヒロインへと成長を遂げた見上。磨き続けた演技力に加え、学生時代はバンドでギターを弾き、2021年の短編映画「AREA」では衣装を担当するなど興味関心の幅が広いのも、強み。「風、薫る」での演技はもちろんだが、大役を経てさらにひと回り大きくなるのは間違いなさそうだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部



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