映画ファンにとって次期ジェームズ・ボンド俳優は誰かという話題が長らく注目を集めているが、ベルリン国際映画祭で行われた新作映画「Rosebush Pruning」の記者会見で、出演者であり、次期ジェームズ・ボンド役との憶測が流れているカラム・ターナーに対して、記者から質問が投げかけられた。
35歳のイギリス出身のターナーは、ドゥニ・ビルヌーブ監督が「007」シリーズ最新作を準備しているという報道とともに、次期ジェームズ・ボンド役の有力候補として取り沙汰されてきた人物だ。質問した記者も「最初に片付けておいた方がいいでしょうから」と前置きするほど、この話題は避けられないものだった。
これに対しターナーは、「その質問は、確かに早すぎますね。コメントはしません」と、わずかに笑みを浮かべながら答えた。
米バラエティによれば、場の空気がやや張り詰めたが、共演者のトレイシー・レッツがすかさず割って入り、「ごめん、次のジェームズ・ボンドは僕だ!」と冗談を飛ばし、会場は大きな笑いに包まれた。ターナーも「トレイシー、何も言わない約束じゃなかったの?」と応じた。
しかし、今度はカリン・アイヌーズ監督に対し、「もしあなたが007映画を撮るとしたら、どんな作品になるか」という質問が飛び出した。ここでもレッツが「彼が撮るのは、僕のジェームズ・ボンドだ」と返し、再び笑いを誘った。
ジェームズ・ボンド役のうわさは否定も肯定もされなかったが、ベルリンでの一幕は、カラム・ターナーがいま最も注目される俳優の一人であることを、あらためて印象づけるものとなった。
「Rosebush Pruning」は、裕福なアメリカ人4兄妹が、盲目の父の要求を避け、孤立と遺産に溺れながら、互いの関係性の中で愛と承認を求めていく物語で。長男ジャックが恋人マーサと同居すると宣言したことをきっかけに家族の均衡は崩れ、母の死をめぐる真実が明らかになっていく。
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Rosebush Pruning
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