ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。ユウナさん夫婦は、産後の夫婦生活について悩んでいます。夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為に不快感を覚えているユウナさん。価値観の違いにより、2人の心の溝は広がるばかりです。
そんな中イオリさんは、高校時代の同級生であり、イオリさんに想いを寄せているミヤさんと金銭授受を伴う身体的な関係を持ってしまい、ミヤさんの家で過ごす時間が増えるようになります。
あるとき、ユウナさんは自宅で隠しカメラを発見。イオリさんの盗撮や不倫、そして泥酔して眠るユウナさんに無理やり性的な行為に及んでいたことが発覚します。ユウナさんはその行為がきっかけで妊娠。イオリさんに妊娠していることを打ち明け離婚を迫りますが、イオリさんは離婚に応じないどころか、「これ以上冷たくされるのはイヤだから2人目は産まないでほしい」と身勝手な発言を繰り返します。
そこへ、突然ミヤさんが来訪。ユウナさんはミヤさんに憤りをぶつけます。しかしミヤさんは謝罪することなく「あなたがイオリの愛を踏みにじった」と反撃。イオリさんにユウナさんの代わりをさせられていたことを暴露し、ナイフを振りかざすのでした。
イオリさんは「傷つけたことは謝るから」とユウナさんをかばいますが、ミヤさんは凶器を持ち出してでもユウナさんに非を認めさせたいようです。
※本記事には流血シーンを含む画像がございます。刺激の強い表現が苦手な方はご注意ください。
こんなはずじゃなかったのに…※本記事には流血シーンを含む画像がございます。刺激の強い表現が苦手な方はご注意ください。



























ナイフでユウナさんに襲いかかるミヤさんに、体当たりして抑え込むイオリさん。
ミヤさんは「離して!」と暴れ続けます。
すると、イオリさんはナイフを持つミヤさんの手をつかみ、そのまま自身の腹部にナイフを突き立てたのです。
思いがけない事態にミヤさんとユウナさんは激しく動転。
呆然とするユウナさんに、イオリさんは「今のうちにツムギを連れて逃げて」と言うのでした。
ミヤさんが突然来訪した時点で、お互いに感情的になり衝突が起きる可能性は十分に予測できたはずです。
本来であれば、インターホン越しに対応する、それでも帰らないなら警察を呼ぶなど、ユウナさんやイオリさんは、自身や子どもを守る行動を最優先にすべきだったのではないでしょうか。
そして、自分の意図と反して、イオリさんにけがを負わせてしまったミヤさん。
感情のままに起こした行動が、最悪の事態を招いてしまいました。
それぞれがお互いに現実と向き合わず、逃げてきてしまった結果なのでしょうか。
こうなる前に、自分の気持ちをごまかしながら相手と付き合うのではなく、しっかりと話し合っておくべきだったのかもしれません。
怒りや執着に支配されると、誰も望まなかった結果を引き寄せてしまうことがあります。極限の状況だからこそ、一度立ち止まり、自分や大切な人を守る選択ができているか考えたいものです。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
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