2月14日(土) 1:40
最新のスマホ、特にiPhoneなどのハイエンドモデルでは10万円を超えることが当たり前となりました。2年ごとに買い替えるユーザーにとって、最も注目すべき選択肢は各キャリアが提供する「残価設定型」の分割払いです。
例えば、NTTドコモの「いつでもカエドキプログラム」や楽天モバイルの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」などがこれに該当します。
これらは、本体代金を分割払いし、おおむね24~25ヶ月後にプログラムを利用して端末を返却すると、残価支払いが免除される仕組みです。実質的な負担額は、機種によっては本体価格の40%~50%程度に抑えられるケースも珍しくありません。
端末価格の高騰に伴い、こうしたプログラムを利用した「実質価格」での販売が主流となっています。2年ほどで必ず端末を返却するなど一定のルールさえ守れば、一度に10万円を支払うよりもキャッシュフローを安定させつつ、最新機種を使い続けることが可能です。
一方で、一括購入にもメリットがあります。最大の利点は「縛りがないこと」です。
分割払いやプログラムを利用する場合、特定の通信キャリアとの契約など一定の条件があったり、返却時に端末が故障していると追加費用が発生したりするリスクがあります。一括購入の場合、直営店や家電量販店で「SIMフリーモデル」を自由に選べます。
また、中古市場での「リセールバリュー(売却価格)」を考慮することも重要です。iPhoneは中古でも比較的高値で売れる傾向にあるため、買取業者などへ売却することで、キャリアのプログラム免除額以上の現金が手元に戻ってくるケースもあります。
資産として端末を所有し、自分のタイミングで現金化できるのは一括購入ならではの強みでしょう。
「分割(プログラム利用)」と「一括(自己売却)」にはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらが最適かは人によって異なります。
まず考えるべきは、「売却にかかる手間を許容できるかどうか」です。キャリアのプログラムを利用すれば、基本的に端末を窓口に持ち込むだけで手続きが完了するため、非常にスムーズです。
一方、一括購入後に自分で端末を売却する場合は、梱包や発送、購入者とのやり取りなどに時間と労力がかかります。さらに、高値で買い取ってくれる業者などを探す必要があり、値下がりを避けるために売却のタイミングにも注意が必要です。
こうした手間を考慮し、その労力が差額に見合うかどうかを判断することが重要です。
スマホの購入は、もはや単なる買い物ではなく、一種の資産管理に近い側面を持っているといえます。「10万円は高い」と感じるかもしれませんが、支払い方法を戦略的に選ぶことで、実質の月額負担を大きく抑えることは十分に可能です。
ご自身の考え方や価値観に合わせて、納得感のある選択をしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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