2月13日(金) 23:30
入会特典には、発行だけでもらえる分と、一定期間内の利用でもらえる分が分かれていることが多いです。最近の比較記事でも、入会後3ヶ月以内に一定金額を利用するなど、期間と金額の条件が付く例が多いと説明されています。
ここでやりがちなのが、合計2万ポイントという表示だけ見て申し込み、途中で条件に気づいて焦るパターンです。まずは、達成期限がいつまでか、何円使えばよいのか、対象外の利用がないかを確認します。公共料金や税金、電子マネーチャージが対象外になることもあるため、規約の注意書きまで目を通すのが安全です。
申し込む価値があるかは、次のように考えると整理しやすいです。
まず、期限内に必ず支払う予定の出費を洗い出します。たとえば家電の買い替え、車検、保険の年払い、引っ越し費用などがあるなら、特典条件の金額を自然に満たせる可能性があります。反対に、特に大きな出費がない月に、条件が10万円や20万円だと、無理が出やすいです。
次に、特典の価値を現金に近い形で見積もります。1ポイント1円で使えるなら2万ポイントは2万円相当ですが、交換先によって価値が下がることもあります。ポイントの交換レートや使い道はカードごとに違うため、普段使うサービスで等価に使えるかが重要です。
入会特典は、達成期限を過ぎるともらえないのが最大の落とし穴です。達成までの道筋が見えないなら、最初から見送るほうが安全です。
また、ポイント自体の有効期限も確認が必要です。たとえばJCBのポイントはカードの種類により有効期限が異なり、一般カードは獲得月から2年などの案内があります。
楽天ポイントも通常ポイントは最後に獲得した月を含めて1年間で、獲得があれば延長される仕組みが案内されています。つまり、貯めるだけで満足して使い時を逃すと、せっかくの特典が目減りする可能性があります。
入会特典の2万ポイントは魅力的ですが、価値があるのは普段の支出の範囲で期限内に条件を達成できる場合です。無理に買い物を増やすなら、特典で得する以上に損をしやすくなります。
大きな出費の予定がある月に合わせて申し込む、固定費の支払いを一時的にまとめるなど、計画で達成できる見込みがあるときだけ狙うのが賢い方法です。特典はご褒美として受け取り、家計は普段通りに進めるのが一番の成功パターンです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
クレジットカードのプラチナカード、どんな特典があるの? 年収いくらなら持てる?