【ミラノ五輪】カーリング女子日本代表の本領発揮はここから2試合で最も多くのエンドを戦った「成果」が今後の糧となる

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【ミラノ五輪】カーリング女子日本代表の本領発揮はここから2試合で最も多くのエンドを戦った「成果」が今後の糧となる

2月13日(金) 17:25

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現地時間2月12日の9時過ぎ。ミラノ・コルティナ五輪で女子カーリングのラウンドロビン(総当たりの予選リーグ)が始まり、日本代表のフォルティウスは初戦のスウェーデン戦を4-8で落とした。

2018年平昌五輪金、2022年北京五輪銅と、過去2大会連続でメダルを獲得しているスウェーデン相手に序盤は互角の攻防を展開したが、4エンドに3失点、5エンドにスチールを許すなどして、苦しい展開となった。6エンドに2点を返したものの、反撃もそこまで。黒星発進となった。

同日夜、日本は2戦目でデンマークと対戦。曲がりが弱く、パス(石の通り道)ごとに滑りの差があるアイスを見極めながら攻め手を探っていたが、前半の5エンドまでに2度のスチールを許してしまう。6エンド終了時点で3点のビハインドを負いながら、エキストラエンドまでもつれる粘りを見せたものの、最後は押しきられて大会初日は連敗で終えた。

初の五輪は連敗スタートとなったカーリング女子日本代表のフォルティウスphoto by Tsutomu Kishimoto/JMPA

初の五輪は連敗スタートとなったカーリング女子日本代表のフォルティウスphoto by Tsutomu Kishimoto/JMPA



おそらく滑りの強い石を担当したリードの近江谷杏菜は、相手に1点を取らせたい、スチールをしたい場面で、ドローをハウスに入れてしまうことがあった。今季、抜群の安定感を誇っていた彼女らしくないミスが出た。

セカンドの小谷優奈、サードの小野寺佳歩、スキップの吉村紗也香は、それぞれ好ショットは放っていたものの、それらは単発に終わって、キーエンドでのショットのつながりを欠いた。

吉村と小谷は初の五輪ということも影響したのだろうか。時折、コールの齟齬(そご)も見られた。

開幕2連敗スタート。言葉にすれば非常に重い。しかし、初日で最も多くのエンド(20エンド)を戦ったのは、日本だ。フロントエンドはコーナーへの組み立てに光明が見え始め、テイクも、ドローも、スイープと噛み合ったチームショットをいくつか成功させた。今は手応えが小さいかもしれないが、収穫は確実に得られている。

この2敗を今後の糧にできるか、伏線や投資となせるか。

フォルティウスはもともとスロースターターで、粘り強さが身上のチームだ。昨年9月に稚内で行なわれた日本代表決定戦も連敗スタートだったが、以降"負けたら終わり"という試合をすべて勝ってきた。相手は、ロコ・ソラーレ、SC軽井沢クラブといった、この五輪に出場していてもなんら遜色ないレベルのチームだった。

ラウンドロビンは残り7試合。プレーオフへのボーダーラインは、5勝4敗か、6勝3敗だ。危険水域は迫っているが、"ここから"という期待を膨らませているファンも少なくないのではないか。

続く試合は、現地時間2月14日の9時05分(日本時間17時05分)から。世界ランキング1位のスイスに挑む。

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