2024年のデビュー以来、2年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、快進撃を続けるNumber_i。その中心にいるのは、数々の
ドラマや映画でもお馴染みの平野紫耀さんです。Number_iの最新デジタルシングル「3XL」は平野紫耀さんプロデュース。同曲MVは1日と50分で自己最速の1000万再生に到達し、その後6日で1600万再生突破と勢いが止まりません。
平野さん個人Instagramのフォロワーは470万人を超え、ルイ・ヴィトンやイヴ・サンローランのアンバサダーを務めるなど、抜群の人気と影響力を誇っています。ただ、長年平野さんの活躍を見てき
た筆者が感じる唯一“残念なこと”もあるのです。
移籍後に消えた平野紫耀の俳優業
平野さんは、2023年にKing & Prince(以下、キンプリ)を脱退し、旧事務所を退所。同じ経緯を辿った岸優太さん、神宮寺勇太さんと共に、TOBEでNumber_iを結成しました。
さらに、平野さんのインスタライブでは、ファンのコメントを丁寧に返したり寝転がってオフ感満載の素顔を見せるなど、旧事務所時代では考えられないサービスぶりに、キュンキュンが止まらないファンが続出しています。
ただ、おそらく本人の意向かと思われますが、移籍後に俳優としてドラマや映画などに出演することは無く、平野さんの演技が見られるのは出演CMのみで、その点だけが少し寂しく感じられます。
『クロサギ』で数々の賞を受賞。王子様フェイスと演技力
平野さんがキンプリ時代に出演した『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズなどでは、破壊力抜群の王子様ぶりを見せてくれていました。
また、平野さんの俳優歴の中でも印象的だったのは、『クロサギ』(TBS系)での哀愁漂う陰のある役です。バラエティ番組で見せていた天然ポンコツキャラはどこへやら、家族のために復讐へと突き動かされる詐欺師を騙す詐欺師・クロサギを、切ない表情と冷徹な眼差しで繊細に演じていました。同作では、数々のドラマ賞も授賞しています。
出演作は特別多くないものの、人々の記憶に残る作品を送り出していた平野さん。場数を踏めばさらなる伸びしろがあるのは明白で、その人気とスター性を加味すればなおさら、まだまだこれから見たい俳優であり、本格的な芝居から遠ざかっている現状がもったいないとも思えます。
2024年には『クロサギ』続編の主演内定報道もありましたが、今のところその気配はありません。
音楽業で「世界進出」という夢
キンプリ脱退に際し、平野さんは音楽業での世界進出という大きな目標を抱いてきたことを明かしていました。
現在も、Number_iとして本格的ヒップホップを極め、音楽業で認められたい、世界に行きたいという考えは変わらず強くあるはずです。実際、Number_iはBruno Mars、Billie Eilishら世界的アーティストのエージェント業務実績もある世界最大手のタレントエージェンシー・WMEと契約したことも、2月5日に発表されています。
海外での音楽業を活発化させれば、確かに数ヶ月単位の拘束が必要な映像作品への出演は、スケジューリングが一番の障壁となるのも事実であり、もどかしく感じられます。
唯一、光明があるとすれば、事務所退所時とは比較にならないほど、移籍後も問題もなく俳優業が出来る昨今の環境です。キンプリ脱退表明時は、所属事務所を移籍した場合、長らく地上波ドラマには出演出来ないということも珍しくありませんでした。
当時、独立した先輩の中には、そうした制約のもと、音楽業をインディーズなどアンダーグラウンドに展開するという活動方法しか選択出来ない方も多くいたように思います。それゆえ、平野さん、岸さん、神宮寺さんの脱退発表に際し、3人がテレビという表舞台では見られなくなると嘆き悲しんだファンも大勢いました。
山Pら先輩に見る、俳優と音楽の両立
しかし現在は、活動が限定的になっていた諸先輩方も、民放連続ドラマ復帰することが当たり前になってきています。
平野さんがしばしば憧れの人だと公言していた山下智久さんは、日本でのアリーナツアーやアジアツアーの開催、旧事務所時代の後輩・timeleszの楽曲プロデュースといった音楽業に、民放ドラマ主演など国内外での俳優業も両立させています。
こうした状況は、平野さんがもし俳優業のオファーを受けようという気持ちになれば、Number_iの活動と並行していくことが出来る表れでもあると思います。
2月2日に放送された音楽番組『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)で、平野さんは自身プロデュースの『3XL』について、Number_iがこれまで自分達のことを歌うことが多かった中で、「違う曲がやりたい」と思い「ラブソング」にしたと語っています。長く活動していけば、心持ちに変化があるのも自然なことです。
もちろん、本人がやりたいことをするのが一番という意見はごもっともながら、いつか平野さんが思い描くNumber_iの形が結実し、演じることにも魅力を感じた際には、役者としての姿もまた見せて欲しいものです。
<文/こじらぶ>
【こじらぶ】
フリーライター・コラムニスト。言語学修士。男性&女性アイドル、地下、ローカルなど様々な現場を経験。ドラマ、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419
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